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ライアン・レイノルズ編集の『グリーン・ランタン』30秒版、そろそろ怒られないか心配

『名探偵ピカチュウ』ジャパンプレミア
©THE RIVER

ライアン・レイノルズがまたやった。主演を務めたDC映画『グリーン・ランタン』(2011)の「レイノルズ・カット」と称し、SNSにて27秒間の映像を公開したのである。

これは言わずもがな、『ジャスティス・リーグ』(2017)のザック・スナイダー監督による初期構想版「スナイダー・カット」が実現することや、『スーサイド・スクワッド』(2016)のデヴィッド・エアー監督による編集版「エアー・カット」を求める声があることを踏まえたパロディ映像だ。ライアンのエスカレートしていく悪ふざけ、今回もめちゃくちゃである。

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Here’s the secret Reynolds Cut of GL you all haven’t been waiting for. In order to make it as great as possible we made some difficult and judicious cuts.

Ryan Reynolds(@vancityreynolds)がシェアした投稿 –

「こちらが誰も求めていない『グリーン・ランタン』のレイノルズ・カットです。可能なかぎり素晴らしいものに仕上げるため、困難かつ懸命な判断をいくつも下しました」。今回の動画には『グリーン・ランタン』だけでなく、『デッドプール2』(2018)や『ジャスティス・リーグ』の劇場公開版、さらには『トップガン』シリーズや、ライアンの顔をトム・クルーズに差し替えたディープフェイク映像まで使用された。これは2018年、トムが『グリーン・ランタン』の新作映画に出演するという噂があったことを踏まえたものだ。そろそろ怒られないか心配。

ちなみにこの動画が投稿される直前、ライアンは『ジャスティス・リーグ』のスナイダー・カット版、ドウェイン・ジョンソン主演『ブラックアダム(原題:Black Adam)』にまつわる噂にも言及していた。『ブラックアダム』にはヒーローチーム「ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ」が登場するのだが、その一員であるホークマンをライアンが演じるとの声があったのだ。もっとも今回、ライアンはこれを否定している。

「僕は『ブラックアダム』のホークマン役ではありません。ザ・ロック(ドウェイン)がやってほしいと言うことは大体やるんだけどね。だけどザック・スナイダーの『ジャスティス・リーグ』には出たいと思ってます。もう出てるかもって話も聞いてるし。」

これに対して、名前を出されたドウェイン・ジョンソンが反応。「君はホークマンだ、そういうことになった」と記し、さらにたたみかけた。「君はデッドプールだし、グリーン・ランタンでもあるし(君が権利を持ってるんだから、やりたい時にどうぞ)、ザック・スナイダーの『ジャスティス・リーグ』にも出てるし、ケヴィン・ハートの父親でもある。実際の血液検査どおりだよ」。もちろん、ことごとくジョークである。

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Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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