『バービー』世界8都市ツアー決定、マーゴット・ロビーら韓国へ ─ 日本はアナウンスされず

バービー人形を実写映画化する『バービー』が、映画公開に向けて世界各地をめぐるプレスツアーを行うことをアナウンスした。主演のバービー役マーゴット・ロビーとケン役ライアン・ゴズリングはSNSに公開された動画の中で訪問先の地を発表しているのだが、現時点では残念ながら日本は含まれていない。
Barbie…in the real world?! 🤩 #BarbieTheMovie pic.twitter.com/v2u1GeYTTd
— Barbie Movie (@barbiethemovie) June 12, 2023
ロビーとゴズリングは「グローバル・バービー・ツアー」として、全世界8都市を訪れることを発表。カナダはトロント(カナダはライアン・ゴズリングの出身地だ)、オーストラリアはシドニー(オーストラリアはマーゴット・ロビーの出身地)、韓国はソウル、メキシコはメキシコシティ、イギリスはロンドン、ドイツはベルリン。アメリカ国内では、ロサンゼルスとニューヨークを訪れる。ツアーのアジア代表地に選ばれたのは韓国で、現時点ではロビーやゴズリングが来日する予定はないようだ。

映画『バービー』では、すべてがピンクの世界を再現するためピンク塗料を大量に使用したところ、世界中で塗料が品薄になってしまったという逸話もある。そんな作品のプレミアイベントとなれば、会場はきっと映画の世界観を再現し、キャストや製作陣も色とりどりの衣装で登場する“ピンク・カーペット”となることだろう。日本での開催予定が発表されなかったのは寂しいが、各国から届く現地の写真や映像を楽しみに待とう。
バービーランド。そこはすべてが完璧で、毎日がハッピーな夢のような世界。ピンクに彩られた世界で暮らす住人は、皆が“バービー”であり皆が“ケン”と呼ばれている。そこでバービーと恋人のケンが連日繰り広げるのはパーティー、ドライブ、サーフィン、デート。そんな完璧な毎日が続くバービーランドからある日ふたりは、完璧とは程遠い“人間の世界”(リアルワールド)に迷い込んでしまう……。
監督には『レディ・バード』でアカデミー監督賞・脚本賞にノミネートされ評論家から高く評価を得ているグレタ・ガーウィグ。『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』でも多くの評論家をうならせた彼女の映画作りの手腕は、バービーを現代にどう届けるか。そしてマーゴット・ロビーとともにプロデュースを手掛けるのは『ハリー・ポッター』シリーズのデイビッド・ヘイマンだ。
映画『バービー』は2023年8月11日、日本公開。