180日後に死ぬジョニー・デップ、『グッバイ・リチャード!』場面写真が公開 ─ 余命わずかな大学教授、自由に生きる

180日後に死ぬジョニー・デップ。余命いくばくもない大学教授を演じる主演最新作『グッバイ、リチャード!』が2020年8月21日(金)に公開される。このたび、デップ演じる主人公リチャードが残りの人生を自在に生きる様子をとらえた場面写真が公開された。

「余命180日です」。大学教授・リチャードに告げられた突然の余命宣告は、博学でエレガント、真面目な夫として、妻や娘との何不自由ない暮らしを送っていたはずの人生を一変させた。さらに妻と上司の不倫を知らされ、リチャードの日々は予期せぬ展開を迎える。
死を前に怖いものがなくなった彼は、残りの人生を自分のために謳歌しようと決心。あけすけにものを言い、授業中に酒やマリファナを楽しむ。ルールや立場に縛られない新しい生き方はこれまでにない喜びを与え、人の目を気にも留めない破天荒な言動は周囲にも影響を与えていくのだった。しかし、リチャードの“終わりの日”は着実に近づいていて……。
余命わずかとなったリチャードは、自分に残された人生の時間を自由に、のびのびと生きていく。やけっぱちになって池で暴れてびしょ濡れになったり、病院のベッドで怪訝そうな顔を浮かべたりと自らの状況に戸惑う姿や、授業を中断して生徒たちとバーで酒を飲み交わすなど、今こそ人生を謳歌するのだと言わんばかりの様子が切り取られているのだ。人生と向きあった先に、彼が見つけるものとは……。ジョニー・デップのコミカルな、しかし悲しみをたたえた表情をじっくりとご覧いただきたい。
プロデューサーは第82回アカデミー賞で6部門に輝いた『ハート・ロッカー』(2008)のグレッグ・シャピロ。”人生の終わり”というテーマをユーモラスに描いたのは『グッバイ、ケイティ』(2016)の新鋭ウェイン・ロバーツだ。共演には『ゾンビランド:ダブルタップ』(2019)の次世代若手女優ゾーイ・ドゥイッチ、『ワンダーウーマン』(2017)のダニー・ヒューストンらが名を連ねた。
映画『グッバイ、リチャード!』は2020年8月21日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開。