『ゲーム・オブ・スローンズ』前日譚シリーズ、いよいよ製作開始!本編のベテラン脚本家も参加へ

人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の前日譚となるドラマシリーズが正式に始動したことがわかった。製作・放送を担当するアメリカのケーブルテレビ局HBOが製作を認めたという。米バラエティ誌が伝えている。
2011年から放送され、世界中で絶大なる人気を誇っているドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』は、今年(2017)に第7シーズンの放送を終了し、来る第8シーズンでいよいよ完結を迎える。HBO史上最大といっていい人気作品のフィナーレを控えて、同局が構想したのがその前日譚シリーズだ。
第一報は2017年5月、4本のスピンオフ作品を4人の脚本家が手がけることが米メディアによって報じられた。しかしその後、原作小説『氷と炎の歌』を執筆するジョージ・R・R・マーティンによって、スピンオフではなく前日譚を描く物語になること、5作品を5人の脚本家が手がけることに決定したことが明かされている。
シリーズの重鎮脚本家が参加へ
このたび米バラエティ誌は、前日譚シリーズの製作開始とともに、『ゲーム・オブ・スローンズ』の全シーズンに脚本家・プロデューサーなどで携わっているブライアン・コグマンが参加することを報じた。コグマンは脚本を執筆しており、おそらくそれが「5つ目の作品」ではないかとみられる。なお、コグマンはこれまでに『ゲーム・オブ・スローンズ』各シーズンにつき1~2話の脚本を手がけている。
すでに前日譚シリーズへの参加が報じられている脚本家は、『ゴジラ GODZILLA』(2014)『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)のマックス・ボレンスタイン、『キック・アス』(2010)『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』(2011)のジェーン・ゴールドマン、『L.A.コンフィデンシャル』(1997)『ミスティック・リバー』(2003)のブライアン・ヘルゲランド、ドラマ『マッドメン』(2007-2015)のカーリー・レイ。
さらに原作者であるジョージ・R・R・マーティンのほか、そのサポートを担当しているエリオ・ガルシア&リンダ・アントンソンも参加するという。
なお『ゲーム・オブ・スローンズ』前日譚シリーズには、ドラマ本編に登場するキャラクターは一切登場しないという。またシリーズ本編のショーランナーを務めてきた、デイヴィッド・ベニオフ&D・B・ワイスも関与しないとのことだ。
ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ 第七章:氷と炎の歌』はスター・チャンネルにて日本語吹替版を放送中。なおオンデマンド配信も行われている。
Source: http://variety.com/2017/tv/news/game-of-thrones-prequel-series-hbo-1202564574/
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