「ゲーム・オブ・スローンズ」スピンオフ3本の映像化が進行中 ─ 1作はすでに実現段階、「GOTHAM/ゴッサム」クリエイター率いる

人気ファンタジーシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)のユニバースを拡大中の米HBOが、「9 Voyages」「Flea Bottom」「10,000 Ships」(いずれも原題)と題された3本のスピンオフシリーズ企画を新たに始動していることがわかった。米Deadlineが報じている。
現在、「ゲーム・オブ・スローンズ」からは、2つの前日譚スピンオフシリーズ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン(原題:House of the Dragon)」と「ダンクとエッグの物語」映像化作品が正式に発表されている。また、タイトル未定のアニメーションシリーズの企画が進められていることも判明済みだ。
これらに加えて、このたび伝えられた3つの企画のうち、「9 Voyages」は実現段階にあるという。「GOTHAM/ゴッサム」(2014-2019)で知られるブルーノ・ヘルラーを筆頭に、クリエイティブチームが開発にあたっているとのことだ。残る2つ「Flea Bottom」「10,000 Ships」については、脚本家などを含め制作陣は決定していない。
実現に一番近い「9 Voyages 」では、シー・スネークの称号を持つ王コーリス・ヴェラリョンの海洋冒険が描かれるとのこと。ペントスやドラゴンストーン城など、大陸の各地を巡るアドベンチャー作品になる。
また、「Flea Bottom」は七王国の王都キングズ・ランディング内の最貧困スラム地域フリーボトムを、「10,000 Ships」は王女ナイメリアの旅のことを指している。それぞれメインシリーズと関連する地域、キャラクターを題材とした企画ということで、ファンにとっても期待は大きいはずだ。同2作の続報も待ちたいところ。
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Source: Deadline