『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル』は『Vol.3』に繋がる「正史の範囲内」、ジェームズ・ガン監督が予告

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の人気シリーズの最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』を鑑賞する前には、Disney+オリジナル作品として製作される『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル(原題)』の内容を把握する必要があるようだ。両作を手がけるジェームズ・ガン監督が明かしている。
『ホリデー・スペシャル』の詳細は不明だが、既報によれば『マイティ・ソー/ラブ&サンダー(原題)』より後、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』より前のタイムラインが描かれるという。ホリデー・スペシャルといえば、本編からは逸脱して独立したストーリーが描かれるようなイメージだが、米Colliderの取材に応じたガン監督は、本作を「正史の範囲内です」と明言している。
本シリーズの主人公、ガーディアンズのメンバーたちの姿が揃って最後に見られたのは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)にて。クイル率いるガーディアンズは、ソーを連れて再び銀河に戻っていったきり、その行方は分かっていない。ガン監督いわく、『エンドゲーム』後のストーリーが最初に描かれるのは、この『ホリデー・スペシャル』であるらしい。監督は「ガーディアンズについてが描かれます」と予告した上で、「『Vol.3』を観る前に知っておかなきゃいけないこともあります」とまで語っている。
『ホリデー・スペシャル』と『Vol.3』の撮影は、2021年11月より同時で実施される予定。ガン監督は「映画とは一緒に撮影します」とこれを改めて認めている。「同じセットはたくさんありますし、もちろん俳優たちも一緒です。映画とは同時ですが、(ホリデー・スペシャルのほうが)早く編集し終えなければいけませんね」。
ちなみに、ガン監督は以前、『ホリデー・スペシャル』について「ゆるいし、楽しい」とも語っていた。『Vol.3』に繋がるストーリーといえど、ガーディアンズのメンバーたちによる、コミカルでバラエティショー的なやりとりにも注目したい。
ディズニープラスオリジナル作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル(原題)』は2022年配信、映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』は2023年5月5日に米国公開予定。
Source: Collider