『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル』に宇宙犬コスモが再登場か?

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのディズニーブラス(Disney+)オリジナル作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル(原題)』に、映画シリーズにも姿を見せた宇宙犬コスモが再登場する可能性があるようだ。
『ホリデー・スペシャル』で監督を務めるジェームズ・ガンは、本作の撮影終了後にマーベル・スタジオから贈られたというクリスマスツリー用オーナメント8個が収められたギフトの画像を自身のTwitterに投稿。そのギフトボックスの上段左端に、トナカイの角と赤い鼻をつけたワンちゃんの姿がある。
Definitely one of the best wrap gifts ever. Thanks @MarvelStudios! #GotGHolidaySpecial pic.twitter.com/jE2SRaL5wm
— James Gunn (@JamesGunn) April 25, 2022
“コスモ”という名の宇宙犬はコミックにも登場。1960年代にソビエト宇宙計画の実験で使われたコスモは、宇宙船が地球の軌道から外れたことで宇宙の果て「ノーウェア」へ送られてしまう。銀河を漂流中に宇宙線(宇宙空間を飛び交う高エネルギーの放射線)を浴び、突然変異を起こしたコスモは超能力を持つようになり、ノーウェアの警備主任を務めるようになる。
映画シリーズ第1作にも姿を見せているコスモは、ベニチオ・デル・トロ演じるコレクターが拠点とするノーウェアで収集しているコレクションの一つとして登場。コレクターの助手カリーナがパワーストーンで基地を誤って爆破してしまった時、コスモは収容されていたガラスケースから解放され、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス』(2017)のエンドクレジットにも画像が使われている。
『ホリデー・スペシャル』はMCUのストーリーライン内で展開される正史作品となり、そのタイムラインは『ソー:ラブ&サンダー』より後で、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』より前であることが判明済みだ。これまでにMCUでイースターエッグ的な存在だったコスモがオーナメントのデザインに使用されているということは、映画シリーズ第1作で自由の身になったことで、『ホリデー・スペシャル』で本格的に参戦するのかもしれない。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル(原題)』は、2022年クリスマスにディズニーブラスにて配信予定。
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