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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ジェームズ・ガン監督、新作のたびにNASAに相談していた

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
©Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

マーベル・シネマティック・ユニバースの人気作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの世界観を構築するにあたり、脚本・監督のジェームズ・ガンが、新作を手がけるたびにアメリカ航空宇宙局NASAに協力を求めていたことを明かした。

宇宙を舞台に寄せ集めチームの冒険を描く『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では、ガン監督ならではとも言えるコミカルで風変わりな世界観が登場する。宇宙を舞台にした作品のなかでも、ユニークなSF映画として人気を集めている。

自身のInstagramにて、ファンとの交流の場を設けたガン監督は、「自分の映画を作る時に、科学者の人と科学について話したことはあるか?」との質問を受けると、代表作の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』について言及。「どの『ガーディアンズ』映画でも、NASAの科学者の方に脚本を読んでもらったあと、彼らとすごく長い話し合いをしているんです」と返答した。

大規模な作品ということもあり、ストーリーの整合性や事実確認などが重要になってきそうだが、NASAの科学者による確認が入っているとなるとかなり心強い。ガン監督は、本シリーズについて「サイエンス・フィクションというよりもサイエンス・ファンタジー」と表現しながらも、「できるだけ本当の科学に基づいたものであってほしいんです」と意図を明かした。

ガン監督は“どの『ガーディアンズ』映画でも”と言っているので、2023年公開予定のシリーズ第3作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』でもNASAの協力を得ているはず。もっとも、ガン監督は第3作を「銀河の大きさで足りるか分からない」と、これまでとは桁違いの規模になることを予告していたため、NASAの科学者でさえ手に負えない内容も登場するのだろうか……。

ちなみに2016年には、NASAと『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のコラボレーションが実現しており、米非営利組織「CASIS」による探査ミッションの公式ロゴとして、グルートとロケットのシルエットがあしらわれたデザインが採用されている。これにはガン監督も「すっごく最高」と興奮していた。

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Source: Screenrant,James Gunn Twitter

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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