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『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3』監督、「本当にヘビーな作品になる」と予告

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス
©Walt Disney Studios Motion Pictures 写真:ゼータ イメージ

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の人気シリーズ『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』を手がけてきたジェームズ・ガンが、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』の内容を予告した。

ガン監督は米Entertainment Weeklyにて、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)のスピンオフドラマ「ピースメーカー(原題:Peacemaker)」の撮影中から『Vol.3』の作業を始めていたことを明かした。2018年、ガン監督は過去の発言を理由に本作を一時解雇されたが、脚本は当時から完成済み。その内容と現状について、ガン監督はわずかにこう述べている。

「『ガーディアンズ3』の脚本はずいぶん長いあいだ書いているので、長年いじっているような感じがありますね。だけど、基本的には3年前から同じですよ。実際、本当にヘビーな作品になります。さらにヘビーなストーリーですから、エモーショナルな体験になるでしょうね。」

今回のコメントからは、製作スケジュールの変動を受けて脚本のリライトが行われていることがうかがえる。しかしながら本人も強調するように、大幅な変更が必要になったわけではないようだ。これまでガン監督は、本作が「現在のチームにとっておそらく最後」の作品になること、従来の物語に決着をつけることを予告していた。ネビュラ役のカレン・ギランは、脚本の出来栄えに「素晴らしい出来で、私はジェームズ史上最高の『ガーディアンズ~』だと思います」とコメント。また、「たくさん泣いてしまった」とも言っている。

ちなみに監督は、これに先がけて登場する『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル(原題)』については「ゆるいし、楽しい」と一言。撮影は『Vol.3』と同時に行われるため、一部同じセットも使用されるという。脚本の出来栄えには自身も満足しているようで、「良いホリデー・スペシャルになりそう」と述べた。

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』は2023年5月5日に米国公開予定。ディズニープラスオリジナル作品『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル(原題)』は2022年配信予定だ。

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Source: Entertainment Weekly

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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