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『グラディエーター2』米国公開日が決定 ─ 舞台は前作の25~30年後、新たな主人公で描く

グラディエーター
© DreamWorks SKG Photo: Jaap Buitendijk 写真:ゼータ イメージ

巨匠リドリー・スコット監督による『グラディエーター2』(仮題)の米国公開日が決定した。

米パラマウント・ピクチャーズの公式発表によると、本作の米国公開日は2024年11月22日。前作は第73回アカデミー賞にて作品賞・主演男優賞などに輝いた一作、そして続編も賞レースを控えた時期の劇場公開とあって、早くも健闘が期待される。

続編の舞台は前作の25~30年後。主人公は前作『グラディエーター』(2000)でラッセル・クロウが演じたマキシマスではなく、コモドゥス(ホアキン・フェニックス)の甥であり、ルシッラ(コニー・ニールセン)の息子・ルキウスとなる。主演には「ふつうの人々」(2020)や『ロスト・ドーター』(2021)のポール・メスカルが契約交渉中と報じられている

メスカルはA24製作『Aftersun(原題)』(2022)での演技が高い評価を受け、第95回アカデミー賞にて主演男優賞にノミネートされた。オスカーではコリン・ファレルやブレンダン・フレイザー、オースティン・バトラー、ビル・ナイという顔ぶれと賞を争うほか、世界中の映画賞で名前が挙がっている注目株だ。

監督・製作は、もちろん前作に続いてリドリー・スコットが続投。脚本は『ゲティ家の身代金』(2017)でリドリーとタッグを組んだデヴィッド・スカルパが執筆する。そのほか、前作の衣装デザイナーであるジャンティ・イエーツ、美術監督のアーサー・マックスも復帰するという。

映画『グラディエーター』続編(タイトル未定)は、2024年11月22日に米国公開予定

Source: Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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