『グランツーリスモ』実写化、ゲーマーからプロドライバーになる主人公役が決定 ─ まもなく撮影開始

カーゲームシリーズ『グランツーリスモ』実写映画版で、アーチー・マデクウィが主人公役を演じることが決定した。米The Hollywood Reporterが報じている。
実話に基づく本作は、10代のグランツーリスモ・プレイヤーが、そのゲームの腕前で日産主催の大会で優勝し、プロのレーシングカー・ドライバーになるという夢を叶える物語。アーチー・マデクウィは、このゲーマーからプロドライバーへと転向する主人公を演じる。映画『ミッドサマー』(2019)や『ヴォイジャー』(2021)をはじめ、Apple TV+のオリジナルシリーズ「See 〜暗闇の世界〜」(2019-)にも出演している気鋭俳優だ。
この投稿をInstagramで見る
主演の発表に先立って、Netflixシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)をはじめ、『ヘルボーイ』(2019)『ブラック・ウィドウ』(2021)などでおなじみのデヴィッド・ハーバーが出演することも発表されていた。主人公に運転を指導する元レーサーとしてキャスティングされているという。
PlayStation Productions filmおよびソニー・ピクチャーズのもと進行中の本作にて監督を務めるのは、『第9地区』(2009)をはじめ、『エリジウム』(2013)『チャッピー』(2015)などのニール・ブロムカンプ。脚本は、『アメリカン・スナイパー』(2014)ジェイソン・ホール、『ドリームプラン』(2021)ザック・ベイリンが執筆し、プロデューサーにはホールのをはじめ、『グランツーリスモ』シリーズのゲームクリエイターである山内一典らが名を連ねている。
なお、本作は2023年8月11日の米国公開に向けて、まもなくヨーロッパにて撮影開始予定。「Next Week(来週)」と伝えられているため、2022年9月22日前後には開始されると思われる。
Source: The Hollywood Reporter