実写版『グランツーリスモ』吹替版テーマ曲はT-SQUARE ─ F1グランプリでもおなじみ

同名人気ゲームから生まれた感動の実話を映画化した、実写映画版『グランツーリスモ』の日本語吹替版テーマ曲として、T-SQUAREの「CLIMAX」が決定した。
T-SQUAREといえば、日本が世界に誇るポップ・インストゥルメンタル・バンドで、レース音楽の第一人者。前身のザ・スクェア時代の代表曲「TRUTH」は「F1グランプリ」のテーマ曲に使用され、その後もあらゆるレースシーンにこの楽曲が使用されるようになった。
また、ゲーム「グランツーリスモ」シリーズにも楽曲や演奏を提供。1997年発売の初代『グランツーリスモ』(PlayStation®用)に使用されている、シリーズを通してのメインテーマ曲「MOON OVER THE CASTLE」はT-SQUARE在籍時の安藤まさひろによる作曲。伝説となったこの演奏は、前年1996年にT-SQUAREメンバーと米国ミュージシャンとのコラボで実現し、米国ロサンゼルスで収録したものだ。
ついにハリウッドで実写映画化される『グランツーリスモ』の日本語吹替版では、曲を聴くだけで素晴らしいレースや熱い戦いが心に浮かぶT-SQUAREに白羽の矢が立ち、コースを疾走するエンジン音や風の音が聞こえてくるような新たな名曲「CLIMAX」が生み出された。デビュー45周年企画盤である新作アルバム「VENTO DE FELICIDADE ~しあわせの風~」(2023年5月31日発売)に収録され、演奏にはT-SQUAREの初期・中期・現メンバーが集結、世界的ギタリストの渡辺香津美もゲスト参加した。

CD / Super Audio CD Hybrid + 特典Blu-ray Disc OLCH10028-30 税込5,500円
30cm Analog LP 180g 重量盤(2枚組) OLAH 03-04 税込6,000円(7月12日発売)
世界的ドライビングゲーム「グランツーリスモ」に夢中なヤンは、父親から「レーサーにでもなるつもりか、現実を見ろ」と呆れられるほどプレイに明け暮れていた。しかし、そんなヤンに一生に一度のチャンスが訪れる。世界中から集められた「グランツーリスモ」のトッププレイヤーたちを、本物の国際カーレースに出場するプロレーサーとして育成するために競い合わせ、選抜するプログラム「GTアカデミー」だ。
プレイヤーの並外れた才能と可能性を信じて「GTアカデミー」を立ち上げた男と、ゲーマーが通用する世界ではないと思いながらも指導を引き受ける元レーサー、そしてゲームの世界では百戦錬磨のトッププレイヤーたちが集結。想像を絶するトレーニングやアクシデントの数々をくぐり抜けながら、不可能な夢へ向かい、それぞれの希望や友情、葛藤と挫折が交錯する中、いよいよ運命のデビュー戦がやってくる。
GTアカデミーを発足したダニー役にオーランド・ブルーム、レーサーを目指すプレイヤーたちを指導するジャック役に『ブラック・ウィドウ』「ストレンジャー・シングス」のデヴィッド・ハーバー。主人公ヤン・マーデンボロー役には『ミッドサマー』のアーチー・マデクウィが起用された。監督は『第9地区』『チャッピー』のニール・ブロムカンプが務め、時速320キロの世界をスクリーンに届ける。
映画『グランツーリスモ』は2023年9月、全国の映画館で公開。
▼ 『グランツーリスモ』の記事
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