ライアン・ゴズリング&クリス・エヴァンス共演の大作映画、『ワンハリ』子役&『アイアン・フィスト』女優ら出演

ライアン・ゴズリング&クリス・エヴァンス主演の大作スパイ・アクション映画『The Gray Man(原題)』に、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)で存在感を放った子役ジュリア・バターズが出演することがわかった。ほか、3人の新キャストが発表されている。米Deadlineが報じた。
本作は、鮮やかに姿を隠すがゆえに「人目につかない男=グレイマン」の異名を持つ元CIA諜報員の暗殺者コート・ジェントリー(ライアン・ゴズリング)が、元同僚のロイド・ハンセン(クリス・エヴァンス)との追跡劇を繰り広げるスパイ映画。ほか共演に、ゴズリングとエヴァンスとそれぞれ、『ブレードランナー 2049』(2019)、『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(2019)以来の再タッグとなる女優アナ・デ・アルマスの出演が決まっている。
新キャストとして発表されたバターズのほか、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)や「Marvel アイアン・フィスト」(2017-2018)のジェシカ・ヘンウィック、「ナルコス」(2015-2017)のヴァグネル・モウラ、インド出身の俳優ダヌーシュの参加も決定。いずれも劇中で演じる役柄は明かされていない。
原作は、マーク・グリーニー著『暗殺者グレイマン』(ハヤカワ文庫)。監督は『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)のアンソニー&ジョー・ルッソが務める。脚本はジョー・ルッソのほか、『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)からルッソ兄弟とタッグを組むクリストファー・マルクス&スティーブン・マクフィーリーが執筆した。制作費は2億ドル超にも及び、これは製作のNetflix史上最高額とされている。撮影は2021年1月から春にかけて、米ニューヨークやヨーロッパなど世界各国にて実施される予定だ。
現在11歳のバターズは、5歳から子役としてのキャリアをスタート。2019年には、クエンティン・タランティーノ監督長編9作目『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』に出演し、主演のレオナルド・ディカプリオとのシーンで強烈な存在感を放った。同作での演技は、放送映画批評家協会賞子役賞をはじめ数々の映画賞にノミネートされるなど、高く評価されている。
『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)などの話題作に出演してきたヘンウィックは、次回作に『マトリックス4(仮題)』が待機中。ブラジル出身のモウラは「ナルコス」ほか『WASP ネットワーク』(2019)『セルジオ: 世界を救うために戦った男』(2020)など、Netflix作品に出演を重ねている。また、ダヌーシュはインド映画に多く出演する俳優。もしかすると、世界各国で展開される追跡劇の舞台にインドも含まれているのかもしれない。
Source: Deadline