パンクバンド、グリーン・デイの名盤『アメリカン・イディオット』映画化決定か?
2004年に発表された、パンクバンド、グリーン・デイの世界中で大ヒットしたアルバム「アメリカン・イディオット」の映画化作品が制作にこぎつけていると報じられました。 洋楽やロックに疎い人でもこのアルバムのリード曲”American Idiot”はどこかしらで耳にしたことはあるのではないでしょうか。イントロだけでもちょっと聴いてみてください。
このニュースは、グリーン・デイのボーカル、ビリー・ジョー・アームストロングが直接メディアのNMEに語ったことで明らかになりました。 以下が彼の語った内容。
計画は順調に進んでるよ。HBO(アメリカのケーブルテレビの一つ)はゴーサインをくれたんだ。脚本はいま最後の推敲が進んでるところだね。撮影開始がいつなるかはまだ分からないけど、もう確実に準備万端って感じだよ。
また彼は、2010年のブロードウェイミュージカル版の「アメリカン・イディオット」では主人公の二重人格であるセイント・ジミーを演じていましたが、映画でも同役として出演するとのこと。 10月7日にグリーン・デイの最新アルバム「レボリューション・レディオ」もリリースされ、このニュースもあり、ファンにはうれしいですね。 そして、10月14日にはビリー・ジョーが主演と主題歌を務めた映画『オーディナリー・ワールド(原題)』がビデオスルーのメディアリリースされます。
この映画はビリー・ジョー演じるロック好きな冴えないパパが柄でもないド派手なパーティーをやるというありがちなコメディ映画の内容ですが、共演のフレッド・アーミセンはかなり笑いの才能があるコメディアンであることと、ビリー・ジョー本人が書いた主題歌もあって、良い音楽のあるコメディドラマ作品として良質な映画が期待できそう。 『オーディナリー・ワールド』は日本での劇場公開、メディアリリースは未定です。 映画版『アメリカン・イディオット』と近日公開の『オーディナリー・ワールド』の両作品が日本でも、できれば劇場で見られるといいですね。
参照 http://www.nme.com/news/green-day/96917