『グリーンランド』続編決定、ジェラルド・バトラー&リック・ローマン・ウォー監督が続投

ジェラルド・バトラー主演、日本では2021年6月4日より公開を迎えたばかりのディザスターアクション映画『グリーンランド―地球最後の2日間―』の続編映画が製作されることが決定した。米Varietyなどが報じている。
『グリーンランド』では、突然現れた彗星の破片が隕石となり地球に衝突してからのサバイバルスリラーが描かれた。ジェラルド・バトラー演じる建築技師の男ジョン・ギャリティの一家に焦点が当てられ、避難区域を目指しての逃避行が繰り広げられた。2020年8月、コロナ禍で世界封切りを迎えた第1作は、26カ国以上で興行収入記録1位を獲得。本国アメリカでは、米HBO Maxでのデジタル配信となり、米AppleとGoogle Play上のレンタル記録でも好調な成績を残した。
続編には、主演のジェラルド・バトラーとジョンの妻アリソン役のモリーナ・バッカリンが続投。第1作でメガホンを取ったリック・ローマン・ウォー監督と、脚本のクリス・スパーリングも揃って復帰する。物語は第1作の続きからとなり、ギャリティ家が新たな家を求めて凍えるヨーロッパの土地を横断する旅が描かれるという。撮影は2022年開始予定。
バトラーとは『エンド・オブ・ステイツ』(2019)からの再タッグを飾ったウォー監督は、続編の製作発表に際して、「『グリーンランド』は、世界全体が壊滅的な状況にある中で、私たち人類に対して語りかけたものです。良くも悪くも、人間が生死に関わる状況の中で他人に何をしてあげられるのかに焦点を当てています」とコメント。「皮肉なのは、コロナ禍前に作った映画なのに、多くの状況が現実になっているということです。最初の大量絶滅後のギャリティ家の新たな物語をとても楽しみにしています」と意気込みを語った。
『グリーンランド ─地球最後の2日間─』は公開中。
Source: Variety,The Hollywood Reporter