『グレムリン』マウンテンデューをガブ飲みで分裂、米CMで復活 ─ 中年ビリー役、ベビーヨーダより「もふもふでカワイイ」

今もなお愛され続ける“コワ可愛い”生物『グレムリン』が、約30年の時を超えて帰ってきた。すっかり中年の男性となった主人公ビリー。今もギズモと一緒に過ごしているようだ。
このたびビリーとギズモのツーショットを捉えたのは、日本でも人気の炭酸飲料マウンテンデューのCM映像。30秒の映像の冒頭、ソファに並んで座るビリーとギズモの姿が映し出される。なにやらギズモは、ビリーに何か必死に訴えかけている様子だ。これにビリーは「マウンテンデューゼロシュガーを飲んでみたいのかい?」と問いかける。するとギズモは「トライ(try)」と、たどたどしくも元気よく返事し、プシューとペットボトルの蓋をゆるめてがぶ飲み。
ギズモは、口からマウンテン・デューを溢れさせ、思いっきり身体へとこぼしてしまう。ここで思い浮かべるのが、ギズモにグレムリンを分裂させないための3つの約束の1つ、“水に濡らしてはいけない”だ。案の定、ギズモの体からは次々に分裂体が飛び出し、ビリーも呆れ顔で「ふぅ」とため息をつく。そこに騒ぎを聞きつけて、やってきたのはビリーの娘だ。肩には他のモグワイを乗せている。
このたびの映像公開にあわせて、ビリーを再演したザック・ギャリガンは、米Entertainment Weeklyのインタビューに登場。再演にあたっての所感や、第3作企画の噂などについて口を開いた。その中で、ギズモとよく比較されることで話題のキャラクター、「マンダロリアン」に登場するベビーヨーダについて、「ギズモとどちらが可愛いと思いますか?」と質問を投げかけられたキャリガン。これには、「僕の相棒のほうが可愛いですよ」と回答した。「ギズモのほうが毛がモフモフで、僕にとってはその方が可愛いんです。ベビーヨーダは(体毛が)剃られていて、毛が薄そうですから」。
『グレムリン』の映画シリーズは、1984年に第1作が、1990年には続編『グレムリン2 新・種・誕・生』が公開。第3作製作の噂は数年に渡って伝えられている。2020年11月には、第1作で脚本を務めたクリス・コロンバスが、第3作に前向きな姿勢を見せており、脚本が存在していることを明言。実現はタイミング次第と語っていた。
Source: Entertainment Weekly