『グレムリン3』既に脚本が存在、「権利問題に取り組んでいる」とクリス・コロンバス

可愛らしいギズモと、恐ろしいグレムリン……映画『グレムリン』の第3作が企画中だ。
今なお愛される『グレムリン』シリーズといえば、1984年に第1作が、1990年には続編『グレムリン2 新・種・誕・生』が公開された。それからおよそ30年。第3作が製作されるかもしれないという噂は数年前から存在したが、この度はオリジナル第1作で脚本を務めたクリス・コロンバスが口を開いた。
「(『グレムリン3』を)是非ともやりたいんです」とコロンバスは米Colliderに話している。「脚本も書きました。だからもう、脚本は存在しているんです。現在は権利問題に取り組んでいるところ。この映画をいつ製作するのが良いか、探っているところなんです」。
つまり『グレムリン3』は、既にある程度企画がまとまっており、権利問題さえクリアできれば、あとはタイミング次第ということだ。続けてコロンバスは、前作から時代は変われど撮影は「同じ手法でやる」「実物のパペットを使う」と予告。「『グレムリン』の1作目ではストップモーションを使ったんですよね。『グレムリン3』では、CGIはあまり使わないと思います」。
2015年時点では、コロンバスが第1作目を愛しているからこそ「彼が存命の限り再制作はされない」「もし実現するなら『ジュラシック・ワールド』のような形式」とシリーズ主演のザック・ギャリガンが予想していた。それから5年が経ち、コロンバスは第3作にどのような考えを改めたのだろうか。既に存在するという脚本の内容が気になるばかりだ。