リアーナ&ドナルド・グローバー、キューバで新作映画を撮影中? ドラマ「アトランタ」チームが結集

映画『オーシャンズ8』(2018)や『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』(2017)など女優・歌手として活躍するリアーナと、「チャイルディッシュ・ガンビーノ」の名でラッパーとしても活動する、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)の俳優ドナルド・グローバーが、キューバにて謎のプロジェクトを進行しているようだ。SNS上に2人の写真が掲載されるや、にわかに話題を呼んでいる。
キューバのカルチャー誌VISTARによると、リアーナとドナルドは、新作映画『Guava Island(原題)』のためにキューバに滞在しているとのこと。同誌はリアーナ&ドナルドのほか、出演者として『ブラックパンサー』(2018)や『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)でシュリ役を演じた女優レティーシャ・ライト、映画『シンデレラ』(2015)やドラマ「暴走地区-ZOO-」(2015-2017)のノンゾ・アノジーが参加していると伝えている。
また監督として企画に携わっているのは、ドナルドが主演・脚本・製作などを兼任しているドラマ「アトランタ」(2016-)や、世界で話題を呼んだチャイルディッシュ・ガンビーノの楽曲“This Is America”のミュージックビデオでメガホンを取ったヒロ・ムライだという。
これらの情報に加えて、米IndieWireはさらなるキーパーソンの名前をいくつか報じた。撮影監督として「アトランタ」や「GLOW」(2017)、映画『ブリグズビー・ベア』(2017)のクリスチャン・スプレンガー、「アトランタ」の脚本家にして“This Is Merica”のミュージックビデオでクリエイティブ・ディレクターを務めたイブラ・エイク、同じく振付を手がけたシェリー・シルバーがプロジェクトのためにキューバに入っているというのだ。同誌の情報によると、ヒロ・ムライ&クリスチャン・スプレンガーは2018年6月よりキューバで作業を始めており、2018年夏の大部分をキューバで過ごしているという。
ただしIndieWireは、この『Guava Island』が映画作品であるという見方は示していない。同誌はリアーナを中心としたミュージックビデオの企画ではないかとみているが、いま最も多忙を極めるクリエイターたちがいわゆるミュージックビデオのためにキューバに長期滞在するとは考えづらく、もしミュージックビデオに類する企画だとすれば、ビヨンセが2016年のアルバム『LEMONADE』に長編映像作品を伴わせたのに似たものではないかとも記している。
いずれにせよキューバで進められている企画の詳細は、おそらくそう遠からず発表されるのではないかと思われる。2018年9月13日に開催されるリアーナのチャリティ・イベント「ダイアモンド・ボール」にチャイルディッシュ・ガンビーノが出演することは決定しているため、早ければそこでなんらかのアナウンスがなされる可能性もありそうだ。
Sources: VISTAR, IW
Eyecatch Image: [左]Photo by Liam Mendes [右]Photo by NASA/Bill Ingalls Remixed by THE RIVER