『ガンズ・アキンボ』ダニエル・ラドクリフ出演の決めては脚本「実に奇妙でイカれてる」─ スタントや共演者についても語る

ダニエル・ラドクリフ主演、エクストリーム・ガン・アクション『ガンズ・アキンボ』が、2021年2月26日（金）に日本上陸だ。両手に拳銃を固定されたプログラマー、マイルズがクレイジーなデスゲームに決死に挑む作品。この度、ダニエル・ラドクリフのインタビュー映像をTHE RIVERが独占入手した。

俳優として常に挑戦的な役柄を選択し続けているダニエル・ラドクリフ。『ガンズ・アキンボ』出演の決め手を聞かれると、脚本のすごさに惹かれたと答えている。「手に銃がついていると日常的なことができない。トイレのシーンで魅了されたんでです。実に奇妙でイカれてると思いましたよ。アクション映画を観るのが大好きなんですけど、 自分に向いた脚本に出会うことが出来ませんでした。ただ本作は自分でも演じられそうだと思えました。（脚本を読んで）スタントを山ほどこなす事になるなと思いましたよ」。

実に様々な作品に出演しているダニエルだが、アクションは久しぶりだったようだ。「『ハリー・ポッター』以来初めてで、撮影前に特別な訓練が必要でした。そうしたらスタッフは僕が何でも出来ると思ったようです」と苦笑いしている。アクションシーンに欠かせない存在なのが、まさしくスタントだ。スタントスタッフをねぎらいつつ「彼らにとっても刺激的な現場だったはず。困難に挑戦して最高の仕事をしてくれました。対処するなんてレベルではなく、彼らは本当に素晴らしい仕事をしてくれました。普段、僕は自分が出演した作品を観たいと思いません。ただ本作は違います。監督が僕の知らないところで何をしていたのかを知りたいと思いました」と話している。

役を引き受ける決め手となるものはという質問にダニエルは、「役が挑戦的であればあるほど、演じるのは益々楽しくなるもの。同じような役を何度もやりたいとは思いません。今まで演じた事のない役をやりたいと思っています。素晴らしい物語ならどんな作品にも出演したいですね。ただ大事なのは自分がやりたい役かどうか、自分なりに何か貢献できるか、そこが重要な決め手ですね」という。どんな役柄でも自分のものにしてしまう彼らしい答えだ。

共演者については、「サマラ・ウィーヴィング演じるニックス役は実に魅力的。予想外でクールですし、風変わりで最高と思いました。彼女はとてもユニークなキャラクターを生み出したと思いますよ。観た人は彼女に夢中になるでしょうね。リス・ダービーの出演したシーンも素晴らしかったです。あの役にまさか彼がキャストされるなんて夢にも思わず、彼に決まったと聞いてすぐに最高の配役だと思いましたよ」称賛している。

最後にダニエルは、「この映画のアクションはかなり迫力のあるものになると思います。格闘シーンそのものがキャラクターを成長させ、同時に面白くて、クールな格闘シーンを作り出すのは途方もなく難しい事です。ただ『ガンズ・アキンボ』なら できると思います」と、本作への期待を込めた言葉で締めくくった。

映画『ガンズ・アキンボ』は、2021年2月26日（金）、TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。