『ゴジラ VS コング』米国公開日が前倒し、2021年3月26日に ─ 米HBO Maxで同時配信へ

ハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』シリーズの最新作『ゴジラ VS コング(原題:Godzilla vs Kong)』の米国公開日が2021年3月26日に繰り上げられたことがわかった。米Deadlineなどが報じている。
もともと本作は2021年5月21日に米国公開&HBO Maxにて配信リリース予定だったため、コロナ禍にあって約2ヶ月の前倒しとなる。背景は不明だが、製作のレジェンダリー・ピクチャーズは、米ワーナー・ブラザースによる劇場&配信の同時展開に当初反対しており、法的措置も辞さない構えだといわれていた。ただし2021年1月上旬には、レジェンダリーがワーナーのリリース戦略に合意すると報じられており、今回の発表は両社の和解を意味するものとみられる。
本作は『GODZILLA ゴジラ』シリーズと『キングコング:髑髏島の巨神』(2017)がクロスオーバーする「モンスターバース」第4作。前作『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019)からミリー・ボビー・ブラウン&カイル・チャンドラー、チャン・ツィイーが続投するほか、主な出演者として『ターザン:REBORN』(2016)アレクサンダー・スカルスガルド、『アイアンマン3』(2013)レベッカ・ホール、「アトランタ」(2016-)ブライアン・タイリー・ヘンリー、小栗旬、『ベイビー・ドライバー』(2017)エイザ・ゴンザレス、「Marvel アイアン・フィスト」(2017-2018)ジェシカ・ヘンウィック、『デッドプール2』(2018)ジュリアン・デニソン、『ヘイトフル・エイト』(2015)デミアン・ビチルらが出演する。
監督は『サプライズ』(2011)『ザ・ゲスト』(2014)のアダム・ウィンガードが務め、脚本は『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズのテリー・ロッシオ、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』のマイケル・ドハティ&ザック・シールズが執筆。音楽はゴジラファンを公言する『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)『バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)のジャンキーXLが担当する。
なお、ワーナーとレジェンダリーは『DUNE/デューン 砂の惑星』のリリース戦略について議論を継続しているとのこと。同作は2021年10月に米国公開予定だが、監督のドゥニ・ヴィルヌーヴが劇場での独占公開に強いこだわりを示している。
Source: Deadline