単独映画『ハン・ソロ』2018年12月に公開延期か?噂の根拠、そしてディズニーの思惑はいかに
『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』に次ぐ、『スター・ウォーズ』シリーズのアナザー・ストーリー第2弾『ハン・ソロ(仮題)』の公開が2018年12月に延期されるという噂が流れている。これまで、『ハン・ソロ』は2018年5月25日に公開されると報じられてきた。
『ハン・ソロ』公開延期の噂を取り上げたのは、シリーズのファンサイト“Making StarWars”だ。同サイトは、映画業界の複数の情報筋から、『ハン・ソロ』が2018年12月13日に公開されることを知らされたと記している。昨年(2016年)公開された『ローグ・ワン』、今年(2017年)公開される『スター・ウォーズ エピソード8(仮題)』につづき、12月2週目にあたる日程だ。もっとも同サイトは、今回の情報が確定したものでないことを強調している。
『ハン・ソロ』公開時期変更の根拠は
しかしながら、『ハン・ソロ』の公開が2018年5月から同年12月に変更されることには、いくつかの根拠がある。たとえば以前の例として、『エピソード8』はかつて2017年5月26日公開と報じられていたが、『フォースの覚醒』公開後の2016年1月には、ディズニーによって2017年12月15日公開予定とアナウンスし直されているのだ。
また“Making StarWars”は、ディズニー/ルーカスフィルムが『ハン・ソロ』の公開日を具体的に明かしたのは一度きりであるとも指摘している。2015年7月、フィル・ロード&クリス・ミラー監督の起用を報じたニュースには「2018年5月25日」と記していたものの、のちにドナルド・グローバー(ランド・カルリジアン役)やエミリア・クラークの出演が決定した際は「2018年公開」という記述にとどまったのである。内部では、早いうちから公開時期の変更が検討されていたという見方もできそうだ。
Comicbook.comは、『ハン・ソロ』の公開時期変更の裏側に、『ローグ・ワン』の大ヒットのほか、大作映画が競合する5月を回避した可能性、また例年5月にマーベル映画が公開されていることを鑑みた可能性があると推測している。たしかに、「毎年12月は『スター・ウォーズ』」というサイクルを築けば、観客にも“恒例のイベント”という印象を与えることができるだろう。また2018年5月には『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(原題)』の公開も予定されている状況だ。
映画『ハン・ソロ(仮題)』は2017年2月より撮影が開始される予定。気になるのは、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』が2019年5月公開予定と報じられていることだが……こちらはそのまま進められるのだろうか?
sources: http://makingstarwars.net/2017/01/rumor-could-the-untitled-star-wars-han-solo-stand-alone-see-a-december-13th-2018-release-date/
http://comicbook.com/starwars/2017/01/02/star-wars-rumor-han-solo-standalone-could-be-moving-to-december-/
http://comicbook.com/2017/01/03/why-star-wars-movies-should-keep-december-release-dates-going/
http://variety.com/2016/film/news/star-wars-episode-viii-release-date-1201684136/
Eyecatch Image: http://www.starwars.com/news/happy-rancor-laugh-it-up-fuzzball-or-the-comedy-of-star-wars
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