『ハッピー・デス・デイ』3作目が準備中 ─ 死ぬ日を繰り返すタイムループ・ホラー、続編に向け「残業中です」

また、アノ1日が始まってしまう……?
“自分が死ぬ日”を繰り返すタイムループ・ホラー『ハッピー・デス・デイ』と『ハッピー・デス・デイ 2U』に続く、3作目の企画が準備中だ。
プロデューサーのジェイソン・ブラムが米Entertainment Tonightに語ったところによると、現在3作目に向けて「残業中です。本当ですよ」。「まだオフィシャルではありません」と断ってはいるものの、少なくとも企画が練られているのは確かというわけである。

『ハッピー・デス・デイ』は、1作目が2017年に全米で公開され、無名のキャスト&監督にもかかわらず『ブレードランナー2049』を押さえて初登場1位の興行収入を記録。自己中で生意気な女子学生のツリーが、自分が殺されてしまう日のループから抜け出せなくなるスリラー作品だ。人気を受けて製作された続編『ハッピー・デス・デイ 2U』(2019)では、1作目と同じ日を繰り返しながら、タイムリープの謎が他の人物にも及んでいることが明らかになるという展開。執拗に追いかけてくるベイビーフェイスの不気味さ、タイムループの謎解き、巧妙に取り入れられたコメディ要素が人気だ。
ブラムハウス『ゲット・アウト』(2017)や『ハロウィン』(2018)『透明人間』(2020)など現代スリラーの名手ジェイソン・ブラムは、2作目の『ハッピー・デス・デイ 2U』米公開直後から3作目製作の意志を語っていた。その後、2作目の興行収入成績が予想値を下回ったことから「(可能性は)あまりないが、不可能ではない」と改めていた。

なお、監督のクリストファー・B・ランドンは2019年8月、3作目のアイデア自体は詳細にありながら、脚本作業には手を付けていないと明かしていた。ジェイソン・ブラムとは別の映画を製作すると良い、『ハッピー・デス・デイ』の3作目をやるつもりはないと口にしていたが、どうやらジェイソンの方が3作目に前向きにようだ。
もしも実現したら、また地獄の1日を観たい?それとも設定を継承した別の日や別の人物を描いて欲しい?
Source:Entertainment Tonight