マーベルドラマ「ホークアイ」まもなく撮影開始、ニューヨークに告知文が出現

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)のドラマシリーズ「ホークアイ(原題:Hawkeye)」の撮影が、来たる2020年12月2日(現地時間)に米ニューヨークで実施されることがわかった。長らく準備されてきた待望のシリーズが、いよいよ本格的に動き出すことになる。
今回の情報は、米The Vergeの編集者であるクリス・ウェルチ氏が、ニューヨーク・ブルックリンの市内にて、「Anchor Point」なる作品の撮影が行われることを告知する張り紙を発見したことで判明したもの。米国の一部メディアでは、以前から「ホークアイ」のワーキングタイトル(内部用の仮タイトル)が「Anchor Point」になるといわれていた。
Disney+ Hawkeye show gonna be doing some filming in downtown Brooklyn next week. pic.twitter.com/J2bWdr9TQ4
— Chris Welch (@chriswelch) November 26, 2020
当初、本作の撮影は2020年夏に実施されると報じられ、3月にはホークアイ役のジェレミー・レナーが準備に入ったことを明かしていたが、新型コロナウイルスの影響で業界全体が一時停止を余儀なくされていた。その後、11月18日にジェレミーは「3年間の休みを経てトレーニングの時間がやって来ました」と記し、再び準備を進めていることを示唆している。
なお、このたび「ホークアイ」の撮影が12月2日にブルックリンで実施されることが判明したわけだが、ここからシリーズの撮影が始動するのか、これに先がけて別の場所で撮影が行われる予定なのかは不明。マーベル・スタジオは「ロキ」「Ms.マーベル」(ともに原題)の撮影を進めているため、ドラマ3作品の撮影が並行することになる。
本作はスーパーパワーを持たない主人公であるホークアイ/クリント・バートンが、同じく弓矢を操る新ヒーロー、ケイト・ビショップに“スーパーパワーを持たない者が、いかにしてスーパーヒーローになるのか”を伝える物語。『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で描かれた闇の側面、ローニンとしての顔も掘り下げられるという。監督はエル・ファニング&ニコラス・ホルト主演ドラマ「THE GREAT(原題)」のアンバー・フィンレイトン&ケイティ・エルウッド、「刑事★コムラッド」(2017)のリース・トーマス。脚本は「マッドメン」(2007-2015)のジョナサン・イグラが執筆する。
ドラマ「ホークアイ(原題:Hawkeye)」はDisney+にて2021年秋に米国配信予定。