『ヘルボーイ』メイキング映像、超精巧な造形とアクションができるまで ─ 主演デヴィッド・ハーバーも感激

アメコミ界の巨匠マイク・ミニョーラによる人気コミックを映画化した『ヘルボーイ』が2019年9月27日(金)に公開される。このたび、ヘルボーイ役に抜擢された「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)デヴィッド・ハーバーのインタビューとメイキング映像を織り交ぜた特別映像が到着した。
超常現象調査防衛局<B.P.R.D.>のエージェント・ヘルボーイに、イギリスを荒らし回る巨人を退治せよとのミッションが下った。やがてヘルボーイは、暗黒時代に封印されたブラッドクイーンが1,500年の眠りから覚めたことを知る。霊媒能力を持つ少女アリス、ベン・ダイミョウ少佐らとともにブラッドクイーンに近づくヘルボーイだったが、彼を王として迎えようとするブラッドクイーンの甘言と魔力によって、世界を滅亡させるほどのパワーを手にしてしまった。ロンドンの街を破壊し尽くす戦いは、やがて天変地異へとエスカレートしていく。
ヘルボーイについて「大好きなキャラクターだ」と語るハーバーは、「半分人間で半分悪魔のような存在」という魅力を体現すべくジムに通い直したとのこと。今回の映像では、アクションシーンを演じるにあたってのトレーニングをする姿も捉えられている。
またヘルボーイの造形は、真っ赤な肌に険しい顔立ち、角も生やした、まさしく原作コミックそのものの精巧さで、ハーバーが演じているとは一目で判別できないほど。ハーバーはその出来栄えについて「本当に素晴らしくて、役になりきれた」と感動し、監督も「(ハーバーは)いつもヘルボーイとして現場に入って来ていた」と回想。撮影期間中、ほとんど素顔を見せることはなかったというハーバーは、「ヘルボーイ役なんて、まるで夢みたいだ」と喜びを語っている。

「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-)などを手がけてきたニール・マーシャル監督のもと、ヘルボーイ役には「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)のデヴィッド・ハーバーが抜擢。マーベル・シネマティック・ユニバース作品『ブラック・ウィドウ(原題:Black Widow)』も控える旬の俳優だ。ヴィランのブラッドクイーン役は『バイオハザード』シリーズでおなじみミラ・ジョヴォヴィッチ。ヘルボーイとともに悪と戦う防衛局のメンバーとして、『ジョン・ウィック』シリーズのイアン・マクシェーンをはじめ、サッシャ・レイン、ダニエル・デイ・キムらが脇を固めた。
映画『ヘルボーイ』は2019年9月27日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開。