トム・ホランド、過去の共演作でジョン・バーンサルに不意打ちでビンタを食らっていた ─ 「最高でした」

待望となる『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』の公開を控え、主演のトム・ホランドはプロモーション活動に大忙しだが、本題とは関係ない過去の出演作品を振り返る一幕もあったようだ。
米Comicbook.comのインタビューに登場したホランドが、Netflixのマーベルドラマ「Marvel パニッシャー」(2017-2019)の主演で知られるジョン・バーンサルと、『レジェンダリー』(2017)で共演した時のことを振り返った。
13世紀初頭のアイルランドを舞台にした本作は、聖遺物「マティアの石」をローマへ運ぶことになった修道士たちの苦しい旅路が描かれる映画。劇中ではバーンサル演じる役が、ホランドふんするキャラクターを手荒に扱うシーンがあったという。
「(ジョン・バーンサルことが)大好きです。彼は僕が出会った中で、最も素晴らしい人の一人です。時には俳優として、真にストレスが必要なシーンを演じている時に、誰かが僕を少し手荒に扱ってくれるとすごく助かるんです。それで僕がジョンに、“あの、そのシーンの前に辛く当たってくれませんか。ちょっと僕を怖がらせてほしいんです。お願いします”と言ったら、そうしたら彼に、“ないね。やりたくない。お前は俺の弟分だからな。大好きだよ”って言われたんです。」
共演者の年上俳優から弟のように可愛がられることが多いホランド。強面のバーンサルに“痛ぶってほしい”とのお願いが意外と通じなかったと思ったら、カメラが回り始めるとバーンサルが豹変。思いっきりホランドの顔面にビンタを食らわせ、驚かせたそうだ。
そのシーンに思いを馳せたホランドは、「最高でした」と回顧しながら、こうも続ける。
「そのシーンは上手くいきました。単に彼は、僕に平手打ちが来ること知られたくなかったんです。見事な一撃でした。僕は、そのシーンを楽しい経験として思い出しますし、彼との出会いがハイライトのひとつでした。それ以来、彼と一緒に仕事をする機会はありませんが、また共演したいです。」
ビンタで思いっきり隙を突かれたホランドは、自分から素晴しい反応を引き出してくれたバーンサルとの再共演を望んでいるようだが、その日はそう遠くはないかもしれない。というのも先日、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が、「Marvel デアデビル」(2015-2018)で主人公デアデビル/マット・マードックを演じたチャーリー・コックスのMCUへの復帰を示唆していたからだ。
今後、Netflixのマーベル・ドラマシリーズのキャラクターたちがMCUへカムバックするのであれば、パニッシャー役のバーンサルが復帰を果たし、企画が浮上しているという『スパイダーマン』新3部作にホランドが続投すれば、MCUで2人が再び顔を合わせる可能性があるかもしれない。今後の動向に期待したい。
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