トム・ホランド、『スパイダーマン』×『ブラック・ウィドウ』のクロスオーバーについてフローレンス・ピューと話をしたと明かす

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『スパイダーマン』3部作に主演するトム・ホランドと、『ブラック・ウィドウ』(2021)でブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフの“妹”、エレーナ役でMCUデビューを果たしたフローレンス・ピュー。MCUにおいては先輩にあたるホランドがピューと一緒に、『スパイダーマン』×『ブラック・ウィドウ』のクロスオーバーについて話をしたことがあると明かしている。
英BBCのポッドキャスト番組「The Zoe Ball Breakfast Show」に出演したホランドが、『ブラック・ウィドウ』とクロスオーバーしたいかどうか質問され、展望を語っている。
「まだビッグボス(マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長)に提案はしていませんが、確かにフローレンスと僕とで話をしました。いつかクロスオーバーが実現できることを願っています。すごくクールだと思う。」
ホランドはファンにとって嬉しい答えで返していたが、MCU版『スパイダーマン』シリーズに関しては新3部作が製作される可能性が報じられていたものの、未来は不透明な状態だ。また、ピュー演じるエレーナは、ディズニープラス(Disney+)のマーベルドラマ「ホークアイ」(2021)にも登場していたが、『ブラック・ウィドウ』の続編に関する情報は届いていない。
とはいえ、『ノー・ウェイ・ホーム』には、ピューが出演した「ホークアイ」にフィーチャーされたキャプテン・アメリカのブロードウェイ・ミュージカル「ロジャース・ザ・ミュージカル」の看板が登場するイースターエッグが仕込まれている。さらに「ホークアイ」では、エレーナが「新しい自由の女神」と言う場面があり、『ノー・ウェイ・ホーム』でスパイダーマンがヴィランたちと最終決戦を繰り広げた場所に言及していた。両作を振り返ると細かい伏線らしきものが散りばめられているため、クロスオーバーの可能性も勘繰りたくなってしまう。
なおホランドは、米ソニー・ピクチャーズに対して若きジェームズ・ボンドの映画企画を持ち込んでいたという。『スパイダーマン』×『ブラック・ウィドウ』のクロスオーバーについても、ぜひ“ビッグボス”にピッチをお願いしたいところだ。
Source:The Zoe Ball Breakfast Show