確定申告はお早めに! ─ 『スパイダーマン』トム・ホランド、税金支払いに「学校では教えてくれないなんて」「誰か助けてハハハ」
2018年の所得税および復興特別所得税の確定申告の受付が、2018年2月16日よりスタートする。海の向こうイギリスでは日本と少々事情が異なるようで、毎年4月6日〜翌4月5日が課税年度となり、申告はさらに翌年1月31日までに済ませれば良いようだ。12月31日の年末で締めて、翌3月15日までの二ヶ月半しか期間が空かない日本の事情に対し、およそ10ヶ月の余裕は羨ましい限りだが、やはり期限ギリギリになって慌てる人数は一定数存在するのだろうか。
確定申告は、その煩雑で面倒な内容に大人でさえ頭を悩ませるのだから、21歳の新人スターはなおさらだ。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)でスパイダーマン/ピーター・パーカー役に抜擢され、一躍ハリウッドのスーパースターへの仲間入りを果たしたトム・ホランドも、どうやら期限前後には税金対応に追われた様子。自身のTwitterで、何とも哀れなつぶやきを投稿している。
I can’t believe they don’t teach you taxes at school. I’m so lost… someone help me haha
— Tom Holland (@TomHolland1996) 2018年2月4日
「学校では税金について教えてくれないなんて、信じられない。どうしよう…。誰か助けて ハハハ」

イギリス出身のトム・ホランドは、2015年にロン・ハワード監督作『白鯨との闘い』でクリス・ヘムズワースやキリアン・マーフィーらと共演。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)で新スパイダーマンを演じると、『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)で初主演を果たした。大作映画のオファーが続き、収入額や納税額もたいへんなことになっていただろう。多額かつ多忙ゆえ、申告作業自体はおそらく専門の税理士が行ったと想像できるが、ホランドが驚いたのはその納税額だろうか…?
いずれにせよ、「税金の納め方くらい義務教育で教えるべきなのでは」という議論は日本に限らないようだ。三重大学教育学部の山根栄次教授によるレポート「イギリスの学校における税教育についての一考察」においては、イギリス中等教育における「税についての知識」調査結果について「正確な知識レベルの低さを示した」と報告されている。
トム・ホランドが大仕事をこなす『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日公開。
日本での確定申告受付は、2018年2月16日より開始。