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スパイダーマン役トム・ホランド、もしも再会できるなら「トニー・スタークがいい」 ─ ロバート・ダウニー・Jr.との再共演を希望

トム・ホランド ロバート・ダウニー・Jr
[左]Photo by THE RIVER [右]Photo by Gage SKidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14802403202/

『スパイダーマン』シリーズのトム・ホランドが声優を務める、ピクサー最新作『2分の1の魔法』(2020年3月13日公開)では、魔法が消えてしまった世界を舞台に、トム演じる少年イアンが、自分が生まれる前にこの世を去った父親に会うべく、“父を24時間だけ蘇らせる魔法”を使う。しかしイアンは魔法に失敗し、父は“半分だけ”の姿で復活。クリス・プラット演じる兄バーリーとともに、父を完全に蘇らせる魔法を求めて旅に出るという物語だ。

IGNは本作のストーリーになぞらえて、トムに「『スパイダーマン』で誰か一人だけ蘇らせることができるとしたら?」と問いかけた。候補として挙がったのは、スパイダーマンのオリジンに欠かせないベンおじさんか、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で出番を終えたトニー・スターク/アイアンマンか、そしてピーターの両親など……。

わずかに考えてから、トムは「トニー・スタークがいいですね、彼じゃなきゃいけないと思う」と答えた。「ロバート(・ダウニー・Jr.)との共演は素晴らしかったから。いつかまたご一緒できたら、とっても楽しいでしょうね」。マーベル・シネマティック・ユニバース版『スパイダーマン』では、ベンおじさんではなくトニーとの関係性が重要視された。しかしながら、トムにとっては、物語上の重要性を超えて、ロバートとの共演そのものが大きなものだったのだ。いまやスクリーンの外でも、2人は師弟関係にあるとさえいってよさそうである。2019年9月、トムはロバートの人柄について、このように語っていた。

「ロバート・ダウニー・Jr.は、ほぼ間違いなく、地球上で一番有名な映画スターですよね。だけど、彼はいつでもすぐにスタッフ全員の名前を覚えるし、いつも自分のセリフを覚えてる。プロフェッショナルだし、気遣いの人なんです。(スパイダーマン役としての)撮影初日、まだ彼についてよく知らない頃に、僕が緊張していたら、ロバートが“僕の控え室に来なさい、良くなるから”と言ってくれて。そこで話をして、面倒を見てもらいました。[中略]ロバートやクリス・エヴァンス、スカーレット・ヨハンソンから学んだことは、トップにいるからといって、イヤな人とは限らないってことですね。」

ちなみにトムは、ロバート・ダウニー・Jr.の主演最新作『ドクター・ドリトル』(2020年3月20日公開)にて、ドリトル先生の愛犬ジップの声を務めている。形を変えての再共演、どんなやり取りが見られるのかも楽しみだ。

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Sources: IGN, ComicBook.com

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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