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クリスチャン・ベール、アメリカ先住民の言語に挑む ─ 『荒野の誓い』本編映像、西部劇ノワールの力作登場

荒野の誓い
© 2017 YLK Distribution LLC. All rights reserved.

『ダークナイト』3部作や『バイス』(2018)のクリスチャン・ベール主演による“ウエスタン・ノワール”、映画『荒野の誓い』が2019年9月6日(金)に公開される。このたび本編より、アメリカ先住民・シャイアン族の言葉にベールが挑戦するシーンの映像が到着した。

1892年アメリカ。産業革命により、辺境の地が開拓地や街へと急速に変貌するニューメキシコ州。インディアン戦争の英雄で、現在は看守を務める陸軍大尉ジョー・ブロッカー(クリスチャン・ベール)は、かつての宿敵で、今は余命僅かなシャイアン族の長イエロー・ホーク(ウェス・ステューディ)と家族を、部族の居留地があるモンタナ州へ護送する任務に就く。道中、コマンチ族の殺戮で家族を失ったロザリー・クウェイド(ロザムンド・パイク)も旅に加わるが、彼らの行く手には、ならず者たちの急襲が待ち受けていた。やがてジョーは、イエロー・ホークの協力なくして目的地に到着できないことに気づく。

アメリカ先住民を描くことにリアリティと深みを持たせるため、スコット・クーパー監督は、インディアンの青年を主人公とするロードムービー『スモーク・シグナルズ』(1999)を手がけた映画監督クリス・エアーや、学者であるジョエリー・プラウドフィット博士と連携。クリエイターに確かな情報をもたらすことで、先住民の正確な表現を促す彼らの組織、ザ・ネイティブ・ネットワーカーズに協力を仰いだ。

荒野の誓い
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本作の撮影現場には、シャイアン族のコンサルタントであるフィリップ・ホワイトマン酋長が参加。ベールは最初、シャイアン族の言葉を話すことに悪戦苦闘したという。ベールは独自の言葉を習得することについて「本当に難しい、だけど素晴らしいことですよ」と述べた。「言語を正確に話すことで、シャイアン族の信念体系も少し理解できたように思いました。不可能だと思っていたので驚きましたが、そういう自然な流れがあったんです」

出演者は、ル・マン24時間レースに挑んだ実在のレーシングドライバーを演じる『フォード vs フェラーリ』(2020年1月公開)も控えるクリスチャン・ベールのほか、『ゴーン・ガール』(2014)のロザムンド・パイク、『アバター』(2009)のウェス・ステューディ、『君の名前で僕を呼んで』(2017)のティモシー・シャラメら。脚本・監督は『ブラック・スキャンダル』(2015)『ファーナス/訣別の朝』(2013)のスコット・クーパーが務める。

映画『荒野の誓い』は2019年9月6日(金)より新宿バルト9ほか全国公開

『荒野の誓い』公式サイト:http://kouyanochikai.com/

衝撃の冒頭シーンと製作秘話はこちら

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THE RIVER編集部THE RIVER

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