ミニカー「ホットウィール」実写映画化 ─ J・J・エイブラムス製作会社がワーナーとタッグ

世界最大規模の玩具メーカー、米マテル社が製造する人気ミニカー・ブランド「ホットウィール」を実写映画化する企画が始動するようだ。『スター・ウォーズ』続3部作のJ・J・エイブラムス率いる製作会社バッド・ロボットとワーナー・ブラザース、マテル社がタッグを組むことが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
世界で80億台以上の販売数を誇るホットウィールは、ミニカーだけでなく、ファッションやゲーム、アクションスポーツといった分野におけるグローバルリーダーとのコラボレーションを通じ、長年にわたってポップカルチャーへの影響力を証明してきたブランドだ。
現時点では、ホットウィールの実写版映画の概要やキャラクターなどの詳細は明かされていない。マテル社傘下マテル・フィルムズのケヴィン・マッキーオン副社長とクリエイティブ・エグゼクティブのアンドリュー・スキャンネルが映画プロジェクトを率い、ワーナー・ブラザース・ピクチャーズのピーター・ドッド副社長がリード・エグゼクティブを担当。バッド・ロボットの映画部門で責任者を務めるハンナ・ミンゲラとジョン・コーエンが監修にあたるとのこと。
マテル・フィルムズでエグゼクティブ・プロデューサーを務めるロビー・ブレナーは、ホットウィールの実写版映画のついて次のように語っている。
「車カルチャーの世界的なリーダーとして、ホットウィールは何世代にもわたって自動車ファンのチャレンジ精神に火をつけてきました。幅広い年齢層のファンが楽しめるよう、J・J・エイブラムス率いるバッド・ロボットの素晴らしき才能がワーナー・ブラザース・ピクチャーズと共に、ビッグスクリーンでホットウィールの伝説的な知的財産をスリリングな物語に変えるために参加してくれます。」
なお、カーアクションをテーマにした映画といえば、『ワイルド・スピード』シリーズが第11作をもって完結する。ホットウィールが新たなカーアクション映画の人気タイトルになる可能性もある。
Source:Deadline