【ネタバレ】「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第3話の蟹餌作り、「ゲースロ」との意外な繋がりとは

「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第2話・第3話に登場したあのキャラクターは、本家「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-2019)のヴィランとある繋がりをもっているようだ。キャスト本人が、米Entertainment Weeklyのインタビューで認めている。
この記事には、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第3話『名を継ぐ者』のネタバレが含まれています。

蟹餌作りのマスク、ハーピーの息子たちと同じ種類のマスクだった
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第3話『名を継ぐ者』は、前回から3年後が舞台。デイモン(マット・スミス)とコアリーズ公(スティーヴ・トゥーサント)率いる艦隊は、踏み石諸島で繰り広げる‟蟹餌作り”との戦争に苦戦している。
いよいよ決着をつけるべく、囮となったデイモンが洞窟から‟蟹餌作り”とその仲間を誘い出し、そこにドラゴンを送り込む。デイモンは洞窟に逃げ込んだ‟蟹餌作り”を追い、しばらくして左手に大敵の胴体をもって現れる。ついに2年続いた‟蟹餌作り”との戦いに勝利を収めるのだ。
こうしてあまりにも早い退場となった‟蟹餌作り”だが、その不気味な風貌は、視聴者に強烈なインパクトを与えたに違いない。そして彼が顔に覆ったマスクには、見覚えを感じた人もいるのではないだろうか。実はこのマスク、「ゲーム・オブ・スローンズ」シーズン5に登場したヴィラン、‟ハーピーの息子たち”と同じ種類のマスクなのだ。‟蟹餌作り”のクラガス・ドラハール役を演じたダニエル・スコット=スミスが、このマスクの詳細を明かしている。
「ハーピー息子たちを意識したのは確かです。ファンにとって馴染みのあるものですからね。僕たちは、彼(‟蟹餌作り”)がこのマスクをつけた最初の人物であり、その後このマスクが象徴的な存在になるというアイデアについて話し合いました。それゆえ、(『ゲーム・オブ・スローンズ』の世界では)これを基に作られているのです。」
ちなみに、‟蟹餌作り”の石化したような肌はシリーン・バラシオンやジョラー・モーモントが患ったのと同じ‟灰鱗病”であり、ここでも「ゲースロ」との繋がりが表現されている。
‟蟹餌作り”には一切セリフがなく、2エピソードのみの登場で終わったが、そのキャラ設定には「ゲースロ」との繋がりを呼び起こす意図が込められていたようだ。「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」は「ゲースロ」の200年前が舞台のためオリジナルキャラクターの登場は望めないが、また意外な形で本家との繋がりが出てくる可能性があるかもしれない。
「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」はU-NEXTにて配信中(毎週月曜に新エピソードを配信)。
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Source:Entertainment Weekly