「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」、大規模な戦争来たる ─ 「一緒に戦うことになる」ショーランナーが予告

この記事には、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第6話『王女と王妃』のネタバレが含まれています。

「第6話は、子供たちについての物語になり始める変化の始まりです」と、サポチニクは番組のアフターショーで説明。「もうヴィセーリスやデイモン、レイニラ、アリセントだけではありません。新たに子供たちのグループも登場します。エイモンやエイゴン、ジェイスやルーク。何世代にも渡っています」。
そしてコンダルは、「この子供たちは、本質的にこの来るべき戦争で一緒に戦うことになります」と戦争の到来を明言。「これらの家族の中には、言わずと知れたドラマがたくさんあります。そしてヴィセーリスの深く根付いた家族内部の問題が、シリーズの後半で沸き起こってくるのです」と、残り4エピソードでさらに事態が激化していくことを予告した。
ここでコンダルが述べた「戦争」とは、もちろんターガリエン家の衰退を招いた内戦‟双竜の舞踏”だろう。その様子は原作『炎と血』(早川書房)で描かれ、本家「ゲーム・オブ・スローンズ」でも言及されていた。原作やオリジナルのファンは、‟双竜の舞踏”の到来を長らく待っていたに違いない。
以前、原作者のジョージ・R・R・マーティンも内戦について示唆しており、シーズン1では「様々なキャラクターが登場し、対立が始まり、やがて抗争となる種が蒔かれていく」と明かしていた。第6話でレイニラの子供に落とし子の疑惑が向けられたり、アリセントが王位継承に無関心な息子エイゴンに「レイニラが戴冠すれば、あなたは命さえ奪われるかも」と諭したことも、やがて内戦へとつながる‟種”の一部だったのかも知れない。
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Source:House of the Dragon | S1 EP6: Inside the Episode