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「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」のあの人、自分の最後の出演回を観たくない理由とは?

ハウス・オブ・ザ・ドラゴン
© 2022 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.

この記事には、「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第8話『潮の主』のネタバレが含まれています。

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「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」第8話『潮の主』で退場となったのは、パディ・コンシダイン演じるヴィセーリス・ターガリエンだ。シーズン1を通してヴィセーリスの病気はどんどん悪化し、第8話では見違えるほど老いて衰弱しきっていた。エピソードのラストではついに病気に屈し、ベッドの上で息を引き取ってしまう。

インタビューで自分の最後の出演回を観たか聞かれたコンシダインは、「いえ、まだ観ていないですし、これから観るかどうかも分かりません」と回答。どうやら自分の出演作を観るのがもともと苦手らしく、「第2話以降は、本当に観ていないんです。自分を見るのが嫌いな人はいますし、僕もその1人です」と明かした。

また、コンシダインはヴィセーリスについて「今まで演じた中で1番好きなキャラクターだと思う」と述べた上で、今後フラッシュバックなどで再登場する可能性については否定。「それについては悩むでしょうね。ヴィセーリスの物語は語り尽くされましたし、彼は大きな影響を与えました。彼は誰もが退屈だと感じていた平和な王で、番組に愛と思いやりをもたらしてくれました。これ以上何ができるのかわかりません。なので、これで終わりだと思います」。

コンシダインは第8話を観る予定がないようだが、同エピソードでの彼の演技は本当に素晴らしいものであった。原作者ジョージ・R・R・マーティンも、自身が『炎と血』で描いたキャラクターより「はるかに力強く、悲劇的で、完成されている。あの章を破って、彼の治世の歴史をすべて書き直したい衝動に駆られているぐらいだ」と絶賛し、「 パディはこのエピソード(第8話)だけでエミー賞に値する」と、ブログに綴っている。

ドラマ「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」はU-NEXTにて独占配信中。

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Source:New York Times,Not A Blog

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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