馬、かつて共演したリーアム・ニーソンを覚えていた

むかしから、馬は一度覚えた経験をいつまでも忘れない“馬のもの覚えたよう”という言葉があるが、どうやら真のようだ。
かつてリーアム・ニーソンと共演した馬が、再び会ったこの名優のことを覚えていた様子だったという。リーアムがニューヨーク映画祭で語ったとして、米Page Sixが伝えた。
リーアム・ニーソンは、コーエン兄弟の最新作『The Ballad of Buster Scruggs (原題)』の撮影のため、ニューメキシコを訪れた。そこでリーアムは奇妙な経験をしたという。なんと、荷馬車をひく馬が以前出会った自分のことを覚えていたというのだ。リーアムの話によれば、その馬はリーアムを見るなりいななき、地面を前脚でかいたのだという。
「信じられないと思いますが、馬が僕のことを知っていたんですよ。むかし作った別のウエスタン作品で一緒になったのを覚えてくれていたんです。僕は動物が大好きで、前の仕事で一緒になったとき、すごく可愛がったんですね。おやつを与えたんです。リンゴをね。」
この忠実な馬とリーアムが以前に一緒になった「別のウエスタン作品」について、リーアムはこの時タイトルまでは明かしていない。リーアムの出演歴から推理するに、2014年の『荒野はつらいよ 〜アリゾナより愛をこめて〜』、または2007年の『セラフィム・フォールズ』が有力だ。いずれもリーアム出演の西部劇で、ニューメキシコでの撮影が行われている。
リーアム・ニーソン出演、『サバービコン 仮面を被った街』(2018)のコーエン兄弟監督による最新作『The Ballad of Buster Scruggs(原題)』は、2018年11月16日より米Netflixにて配信予定。ジェームス・フランコ、クランシー・ブラウン、ブレンダン・グリーソンら実力派が集う。この馬とリーアムとの”馬の合った”共演シーンも楽しみにしたい。
Source:Page Six