『ハワード・ザ・ダック』再映画化、当時の主演女優は引き続き熱意 ─ 「マーベルも興味あるはず」

マーベル・コミックの実写化作品の中でも迷作(?)として知られる『ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀』(1986)のリメイク企画について、当時の主演女優リー・トンプソンが引き続き熱意を見せている。
SFアクション映画『ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀』は、アヒルの姿をした宇宙人がひょんなことから地球に飛ばされてしまう…というストーリー。『スター・ウォーズ』のジョージ・ルーカスが制作総指揮を務めた注目作品だったが、公開当時は興行成績・評価ともに低迷した。一方で一部のファンからは根強い人気を誇り、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズのジェームズ・ガン監督は、過去2作品にハワード・ザ・ダックをカメオ登場させているのだ。
密かに注目を集め続けているこのキャラクターについて、オリジナル版で主人公のベヴァリーを演じたリー・トンプソンが、マーベルに『ハワード・ザ・ダック』新作映画の企画を提案予定であると明かしたのは2018年6月。近年では監督業でも活躍を見せるトンプソンは、自ら「リメイクを撮りたい」と、その構想を語っていた。
そこから約3週間を経た現在、トンプソンはSYfY Wireの最新インタビューにて「まだ分からないですけど」としながらも、『ハワード・ザ・ダック』新作実現に向けて「今、トライしているところ」と答えている。
「(以前)『ハワード・ザ・ダック』が制作されたときは、CGIも脚本も、マーベルの後ろ盾もありませんでした。でもマーベルも少し興味があると思うんです。だって『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』にも登場していましたからね。」
トンプソンがマーベルと既にコンタクトを取ったのか、何らかの成果があったのかは分からない。しかしトンプソンは、今現在も『ハワード・ザ・ダック』新作映画に向けて前向きだ。ハワード・ザ・ダックがCGで再び蘇る未来も、そう遠くないのかもしれない……?
Source: SYFY Wire