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『ハリー・ポッター』ダドリー坊や役は現在、名バイプレーヤーとして大活躍している

キーパー ある兵士の奇跡
ⓒ2018 Lieblingsfilm & Zephyr Films Trautmann

『ハリー・ポッター』シリーズといえば、ホグワーツ魔法魔術学校や魔法界で繰り広げられる、夢とスリルと感動に満ちたハリーたちの大冒険。一方で、“マグル”が暮らす現実世界でのハリーの生活も見どころだ。

とりわけ憎たらしいのが、ハリーが居候するダーズリー家の息子ダドリー。両親に甘やかされて育った、わがままで意地悪な太っちょ少年として、強烈なインパクトを残した。

そんなダドリーをクセたっぷりに演じたハリー・メリングは1989年生まれ、本記事時点では31歳になる。『ハリー・ポッター』映画シリーズ初期の太っちょ姿からはすっかり離れ、今ではスリムな体系で様々な映画やドラマで大活躍。注目の名バイプレーヤーになっているのだ。

ここでは、ハリー・メリングの近年の活躍作をご紹介しよう。えぇっ、この作品にも出ていたんだ!と驚かれるかもしれない。

『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』

『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(2010)でシリーズ最後の出演となった後、最初の長編映画出演となったのが『ロスト・シティZ 失われた黄金都市』(2016)。『裏切り者』(2000)などを手掛け、2019年には『アド・アストラ』も監督したジェームス・グレイによる冒険映画だ。

主な出演は『パシフィック・リム』(2013)チャーリー・ハナムと、近作では『TENET テネット』(2020)や『ザ・バットマン』(2021)でも話題のロバート・パティンソン。マーベル映画でスパイダーマン役のトム・ホランドも登場する。伝説の古代都市を信じて、アマゾン奥地へと消えた実在のイギリス人冒険家パーシー・フォーセットを描く作品である。

ハリー・メリングが演じるのは、ロンドンの王位地理学協会の一員であるウィリアム・バークレー。実地調査を経て、アマゾンには「失われた文明が眠っている」と議会で報告する主人公を信じず、「蛮人どもが我々と等しいとでも言うのか」と反論する。主人公に向けられた知識人層からの嘲笑と偏見を体現するキャラクターとして、物語にアクセントを加えている。上部の海外版予告編映像では、01:22あたりに登場している。

『キーパー ある兵士の奇跡』

キーパー ある兵士の奇跡
ⓒ2018 Lieblingsfilm & Zephyr Films Trautmann

イングランドの名門サッカークラブ「マンチェスター・シティFC」で1949年から1964年にかけてゴールキーパーとして活躍したバート・トラウトマンを描く実話。ナチス兵としてイギリスの捕虜になりながら、収容所でサッカーをプレイする姿を見いだされてサッカークラブに入団。ユダヤ人が多く住む街で誹謗中傷を浴びながらもプレイを貫き、国と国の架け橋になった男の感動ドラマと、その過去にあった秘密を描く作品だ。

ハリー・メリングは、収容所時代のトラウトマンに辛く当たるスマイス軍曹を演じている。『ハリー・ポッター』同様、主人公に嫌悪感を見せる役どころ。日本では2020年10月23日より劇場公開となっている。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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