『エイリアン2』ウィリアム・ハドソンの実物アーマーがオークションに出品中!入札してみる?
以前コチラの記事でも触れさせていただいたが、去る2017年2月25日、米国の俳優ビル・パクストンが手術後の合併症により、惜しまれつつこの世を去ってしまった。
パクストンの個人的な思い出と言えば、ジェームズ・キャメロン監督『ターミネーター』のパンクなゴロツキ役や、同じくキャメロン監督『タイタニック』に登場するトレジャー・ハンターのブロック・ラベット役、またスティーヴン・ホプキンス監督『プレデター2』の新米刑事ジェリー・ランバート役などが記憶として蘇ってくるが、最も印象深い役はやはり、キャメロン監督『エイリアン2』におけるメカニック担当のウィリアム・ハドソン上等兵役であろう。
パクストンの訃報を耳にした際に、『エイリアン2』愛好家にはお馴染みのハドソンの台詞が頭の中でこだました方も多いのではないだろうか。
Don’t let Wednesday get you down, -. pic.twitter.com/sTcG8K1hQl
— Alien: Covenant (@AlienAnthology) 2015年10月7日
ウィリアム・ハドソンのアーマー、買えるかも
ところでなんと、このパクストン演じるウィリアム・ハドソンが映画の中で着用していた植民地海兵隊のアーマーが現在オークションに出品されており、2017年6月28日から入札が開始される予定になっているのである。

「ベトナム戦争」という大きなテーマを抱えた本作品でキャメロン監督は、ベトナム戦争の兵士たちに敬意を表して、作品中において個々の兵士を区別することを目的に、海兵隊員を演じる俳優たちに身に付ける装備を独自に個別化するよう指示していたそうである。そのため本作品に登場する海兵隊員それぞれの装備には独自なカスタマイズがなされている。
It’s Michael Biehn’s birthday! What’s your favorite Hicks quote? pic.twitter.com/UxsbIeWBKh
— Alien: Covenant (@AlienAnthology) 2015年7月31日
The phrase on Vasquez’s chestplate comes from a Spanish poem and means “the risk always lives.” #TriviaTuesday pic.twitter.com/9cG0juDmrZ
— Alien: Covenant (@AlienAnthology) 2016年1月5日
ハドソンのアーマーにも、ナイフの突き刺さった頭蓋骨と、実際のパクストン自身の妻であるルイーズの名前に結び付けられた赤い紐が描かれている。そして出品されているアーマーには、カメラやヘッド・マイクロフォンなどが付属したヘルメットも含まれている。品物の状態は非常によいとのことである。
気になるお値段だが、想定される落札価格としては1万ドルから1万5千ドルほどになるとされている。2017年6月現在のレートで日本円にして、111万2600円から166万8900円ほどということになる。この手の品物の値段に関して高いとか安いとかいう判断はナンセンスだが…、欲しい人にとってみればお手頃価格なのかな?
というわけで、このオークション品の詳細についてはコチラで御覧頂いて、欲しい人は奮ってオークションにご参加いただきたい。一体どんな人が手に入れるんだろうなあ…。
Eyecatch Image:http://www.ebay.com/itm/Bill-Paxton-Pvt-Hudson-Colonial-Marine-armor-from-Aliens-Lot-1338-/112423958390?hash=item1a2cfd7776