『ワンダーウーマン』監督&クリス・パイン、ブラック・ダリア事件を追う ― ドラマ『I am the Night』予告編が公開される

DC映画『ワンダーウーマン』(2017)でスティーブ・トレバー役を演じたクリス・パインと、同作でメガホンを取ったパティ・ジェンキンス監督が再びタッグを組んだドラマシリーズ『I am the Night(原題)』の予告編が公開された。
本作は『One Day She’ll Darken(原題)』として2017年夏に製作が発表されていたもので、米TNT局での放送開始は2019年1月に予定されている。
『I am the Night』は、1947年に発生した未解決事件「ブラック・ダリア事件」の犯人として疑われた医師ジョージ・ホデルの娘、フォーナ・ホデルの自伝を原案とするストーリー。若くして自らを生んだ母親に捨てられ、ネバダ州のカジノで働く黒人メイドに育てられたフォーナは、その出生の秘密を探っていくうちに、女優志望のエリザベス・ショートを殺害した(ブラック・ダリア事件)として疑われた医師ジョージ・ホデルの存在に近づいていく。
主人公のフォーナ・ホデル役に起用されたのは、『KITE/カイト』(2014)で主演を務めたインディア・アイズリー。クリス・パインは、フォーナの過去に秘められた謎を暴こうとする元海兵のパパラッチ、ジェイ・シングルタリーを演じる。また疑惑の医師ジョージ・ホデル役を演じるのは、『インヒアレント・ヴァイス』(2014)のジェファーソン・メイズ。そのほか『96時間』シリーズのリーランド・オーサーや、『ワンダーウーマン』でヒッポリタ女王を演じたコニー・ニールセンも出演する。
なお本作は全6話で完結する1シーズンかぎりの「リミテッド・シリーズ」で、パティ・ジェンキンス監督は演出と製作総指揮を兼任。クリス・パインも同じく製作総指揮を兼任している。話題作『13の理由』(2017-)を手がけたマイケル・シュガーも製作総指揮に名を連ねた。全6話中5話の脚本を執筆したのは、ジェンキンス監督の夫であり作家のサム・シェリダンだ。
ドラマ『I am the Night(原題)』は2019年1月より米TNT局にて放送される。日本での放送・配信情報を楽しみに待とう。
[追記]
記事初出時、クリス・パインの出演歴に関する誤りがございました。大変申し訳ございませんでした。
Source: Deadline
Eyecatch Image: TNT 動画サムネイル