『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』パルパティーン役イアン・マクダーミド、再登場を予期していた

『スター・ウォーズ』エピソード9にあたる『スカイウォーカーの夜明け(原題:The Rise of Skywalker)』の予告編が初公開された。この映像で最大のサプライズとなったのは、ダース・シディアス/パルパティーン皇帝の再登場だ。映像の最後に響く不気味な笑い声がパルパティーンのものであることは、J.J.エイブラムス監督も認めているという。
In case there’s any lingering ambiguity from the trailer (and McDiarmid’s appearance at the panel!), I can 100% confirm that Palpatine is back in The Rise Of Skywalker as I just asked JJ. He’s thrilled – and slightly incredulous- that McDiarmid’s presence on set didn’t leak. pic.twitter.com/qDzPQagXSW
— James Dyer (@jamescdyer) April 12, 2019
サプライズ、イアンも予期していた
パルパティーンへの再注目がにわかに集まる中、同役を演じるイアン・マクダーミドが答えた2017年9月の英BBCによるインタビューが話題になっている。このインタビューでイアンは、将来的なパルパティーン役再演の可能性について「分からない」としながら、こうも語っていたのだ。
「また演じられるチャンスはきっとあるはずです。おそらく皆さんの方が先に気づくことになるでしょうけども。」
当時は、初の「アンソロジー・シリーズ」である『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』2016年12月公開からしばらく経ったタイミング。その年末には『最後のジェダイ』(2017)も控えていた。「新作映画に関しては、私は死んでいますからね。そこは間違いない。でも、いわゆるアンソロジー・シリーズがあって、最新作には『ローグ・ワン』がある(当時)。私が登場する時代の作品でしょう。」
イアンは『ローグ・ワン』について「私(パルパティーン)のことも言及されたし、ダース・ベイダーも登場したけど、でも私は登場しませんでしたね」と振り返ってから、こう続けているのだ。「おそらく、後のサプライズとして私のことを取っておいているのかも。でも、私は何も知りません。もちろん、彼のことは他の誰にも演じてもらいたくない。」
巧妙な策略で帝国を築き上げたパルパティーンの予見能力のごとく、同役の再来を直感していたイアン・マクダーミドだが、その予想にはひとつだけ誤りがあった。「おそらく皆さんの方が先に気づくことになるでしょう」だって?パルパティーンが戻ってくるなんて、予想だにしませんでしたよ!
映画『Star Wars: The Rise of Skywalker(原題)』は2019年12月20日(金)全国ロードショー。