23歳のイドリス・エルバが『007 ゴールデンアイ』の感想を映画館で語るレア映像、米メディアが紹介し話題に

「刑事ジョン・ルーサー」(2010-2019)や『マイティ・ソー』シリーズなどで知られるイドリス・エルバが俳優として駆け出しの頃を捉えた映像をThe Hollywood ReporterやYahoo!など米大手メディアが紹介し、話題となっている。それもなんと、イギリスの映画館で友人と共にピアース・ブロスナン主演の映画『007 ゴールデンアイ』(1995)を鑑賞した後の貴重なエルバの姿だ。
動画を投稿したのは、自らを“ボンド・オタク”と名乗るTwitterユーザーの「DoubleOKevin」氏。「『ゴールデンアイ』へのオーディエンスリアクション」と書かれたツイートには、35秒ほどのインタビュー映像が添付されている。「最後らへんに興味深い人がいます」とも記されているため動画を最後まで進めていくと、なんと若きエルバがいるではないか……!
Audience reactions to GoldenEye. Spot anyone interesting toward the end? pic.twitter.com/Fi2y1E4tFI
— DoubleOKevin (@KevBot_007) September 18, 2021
『ゴールデンアイ』を観てすぐの観客たちは「ショーン・コネリーやロジャー・ムーアを思わせる」「昔のボンド映画みたい」「セクシーでかっこいい」とピアース・ボンドを絶賛。最後に登場したエルバも例に漏れず、『ゴールデンアイ』を気に入ったようだ。「彼(ピアース)はすごく良いですね。魅力があって、容姿もかっこよくて。(ボンド役に)ハマっているし屈強です。良い感じ」と動画のエルバは話している。
このときのエルバは23歳。「2point4 Children(原題)」(1991-1999)「Degrees of Error(原題)」(1995-)など、ドラマには出演していたものの、映画デビューを飾る前のまさに駆け出しの頃の姿だ。もっとも、風格のようなものは当時から持ち合わせていたようで、ジェームズ・ボンドについて語るエルバ自身もかなり様になっている。
2021年、49歳となったエルバは、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でジェームズ・ボンド役を卒業するダニエル・クレイグの後を継ぐ7代目の候補として熱線を注がれている。さらに、5代目のピアース・ブロスナンも、7代目ボンドに推薦したい俳優としてトム・ハーディと共にエルバの名を挙げていた。これはもう運命かもしれない。