クリス・プラット、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』完結後にスター・ロード再演の可能性は ─ 「現実的にありうるか、という質問なら……」

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』は、2014年から展開されてきたシリーズ3部作の完結編だ。そして、スター・ロード/ピーター・クイル率いる現行チームの最終作でもある。
ヒーローの世代交代が進みつつあるMCUにおいて、本作を経たあとのガーディアンズ・オブ・ギャラクシーがどうなるかは未知数。わかっていることはドラックス役のデイヴ・バウティスタが卒業の意志を明言していることだけだが、今後、クリス・プラット演じるスター・ロードが戻ってくることはないのだろうか?
完結編の公開を前にして、クリスは米Rolling Stoneにて自身の見解を語った。ネタバレを避けるため丁寧に言葉を選んでいるクリスだが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)で死亡したガモーラが別の形で戻ってきたように、「墓場から戻ってくる方法はたくさんある」という。しかし、そう答えるにしてもクリスは慎重である。
「とはいえ、“今回で終わりとは思わない”などと言って、ネタバレに踏み込んではいけないと思います。“ピーター・クイルは死なないってクリス・プラットが言ってるぞ!”みたいな話にはしたくないんです。僕が言いたいのはそういうことではなく、たとえ今回で死ぬとしても、戻ってくる方法はあるということ。なので、“ピーター・クイルが戻ってくることは現実的にありうるか?”という質問なら、その答えはいつも“イエス”です。」
MCUの出演者によるコメントは、常に世界中のメディアやジャーナリスト、ファンの注目を浴びている。少なくとも『VOLUME 3』を前にして、その楽しみをあらぬ形で削ぎたくはないというクリスなりの心遣いだろう。
とはいえ、本作が正真正銘の“最終作”であることは事実らしい。インタビューに同席したネビュラ役のカレン・ギランは、「映画のラストにかけて、ひとつの時代が終わりを迎えるようなシーンがあります。その場面では全員泣いていますが、観てもらえれば誰も演技をしていないのがわかってもらえるはず」と語ったのだ。「全員の気持ちが本当に揺れ動いていた感じでした。さよならなんだ、本当にお別れなんだ、って」。
もちろん、クリスも『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』とスター・ロードに並々ならぬ思い入れを持つ人物だ。「マーベルと『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のおかげで人生が変わった。あれ以来ノンストップで動いている感じ」だと語っており、一個人としてはスター・ロードの再演にも前向きであることを明かしている。
「もしも俳優のクリス・プラットに、“ピーター・クイル役を再演したいと思うか?”と聞くのなら、“あの役柄でまだやれることはあるか、また演じる力と余裕はあるか?”と聞くのなら……答えは“もちろん”。また演じることに興味はありますよ。」
映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』は2023年5月3日(水・祝)公開。
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Source: Rolling Stone