MCU映画『インクレディブル・ハルク』米国でディズニープラスではなくHBO Maxで配信へ

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)初期の映画『インクレディブル・ハルク』(2008)が、米国でディズニープラス(Disney+)ではなく、HBO Maxにて2022年4月1日より配信されることが明らかとなった。米gameradarが報じている。
本作は、『アイアンマン』(2008)に続いてMCUの2作目として公開された映画。実験中の事故により、緑の巨人ハルクに変身する体質となってしまった科学者ブルース・バナーの運命が描かれる。ハルク役として、『ファイト・クラブ』(1999)『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2014)などで知られるエドワード・ノートンが主演。『ロード・オブ・ザ・リング』3部作のリヴ・タイラーがヒロインのベティ・ロス役、『レザボア・ドッグス』(1991)『パルプ・フィクション』(1994)などのティム・ロスがヴィランのアボミネーション/エミル・ブロンスキー役で出演。『タイタンの戦い』(2010)『トランスポーター』シリーズでメガホンを取ったルイ・ルテリエが監督を務めた。続く『アベンジャーズ』(2012)で、ブルース役はマーク・ラファロに変更されている。
MCU作品は全てディズニープラスで配信されているイメージがあるが、『インクレディブル・ハルク』は元々ユニバーサル・ピクチャーズの米配給で、ディズニーが本作の権利を購入しなかったため、ディズニープラスではなくHBO Maxでリリースされることになったようだ。
『インクレディブル・ハルク』からは、ティム・ロス演じるアボミネーションが『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)にカメオ登場し、ディズニープラス製作による新マーベルドラマ「シーハルク(原題:She-Hulk)」にも同役でカムバックする。MCUと『インクレディブル・ハルク』の繋がりが、より強固になることが期待されている。
Source:gameradar