『インディ・ジョーンズ』第5作撮影中のクルーが遺体で発見される

映画『インディ・ジョーンズ』シリーズ第5作の撮影中、カメラ部門のニック・キューパック氏が滞在中のホテルにて遺体で見つかったことがわかった。米New York Postや英The Sunなどが報じている。
キューパック氏は撮影のため、モロッコ・フェズのホテルに滞在していた。詳しい死因は明らかになっていないが、自然死だったとされる。54歳だった。
キューパック氏はカメラ部門に携わるクルーとして、『スター・ウォーズ』や『ハリー・ポッター』、『ジュラシック・ワールド』といった大作シリーズの撮影に参加した。『インディ・ジョーンズ』第5作ではセカンドユニットのグリップとして、カメラをサポートするリグ機材の組立や保守を行っていたという。
ウォルト・ディズニー・スタジオも事実を認め、製作は「素晴らしい才能を持つ同僚であり、映画コミュニティの一員であるニック・キューパックを追悼いたします」と寄せ、「彼の突然死は製作に関係するものではありませんでした」としている。
『インディ・ジョーンズ』第5作の撮影は、キャストやクルーのスケジュール都合や新型コロナウイルスの影響で中断や延期が相次いでいた。ほか、主演のハリソン・フォードが格闘シーンのリハーサル中に肩を負傷したこともあった。映画は2023年6月30日の米公開予定を目指している。
ご冥福をお祈りします。
Source:New York Post,The Sun