【ネタバレ】『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』ラストシーンの真相が語られる「少し涙が」

この記事には、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』のネタバレが含まれています。

『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』サプライズ出演の事実を隠し続けるのは大変だったというアレン。ラストシーンの撮影は2日で済まされた。この撮影の2週ほど前からじっくり時間をかけて、シルバーヘアのウィッグなど、衣装選びにはこだわったそうだ。またアレンは、撮影現場を散歩しては、様子を見たり、ヘレナ役のフィービー・ウォーラー=ブリッジやサラー役のジョン・リス=デイヴィス、テディ役のイーサン・イシドール、そしてフォードらと事前に会ったりしていたという。
マリオンとインディの再会を、アレンはこう振り返る。
「悲しみと喪失によって引き裂かれた2人が、これから前に進めるんだという希望と共に戻ってくる。あのシーンを演じた時は、すごく、すごく胸を打たれました。2人とも感激して、少し涙が。クルーの皆さんも、少し涙を浮かべていました。」
「素晴らしい1日でした。撮影を終えると、みんなが私のところにやってきて、“最高でした。おふたりが戻ってくるなんて、本当に素敵です”と言ってくれたんです。」
ハリソン・フォードは本作をもってインディ役を卒業すると公言しているが、アレンはまだマリオン役再演の気持ちがあるようだ。「必ずその機会があるというわけではないと思いますが、もしもまた演じられたら嬉しいです。本作では、彼女の人生の後半部分を掘り下げる機会がなかったですからね。彼女がどういう人で、どういう人間になったかを探究できたら、素晴らしいことだと思いますが、どうでしょう。あの2人は互いに深く織り込まれた関係ですので、インディのいない映画にマリオンが登場するなんて想像し難いですが、でも可能性がないわけではありません。どんなことも、常に起こり得ますからね!」
マリオン役を演じてからおよそ40年。現在71歳のアレンにとって、同役は実に人生の半分以上を共にすることとなった大事なものだ。あなたにとってマリオンとは?との質問に、アレンはこう答えている。
「彼女は役者としての私の成長の、そして世間との関わりにおける、核のような存在です。この世界で生きていくうちに、マリオンというキャラクターをより強く意識するようになっていきました。そのことを鬱陶しいと感じていた時期も、少しあったかもしれません。でも、それも過ぎ去って、今となってはただこのキャラクターのことが大好きなんです。皆さんにとって意義深いキャラクターを創造できるチャンスが得られたことは、何よりも満足のできることでした。」
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