『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』予告編 ─ ヒトラー&恐竜、ビンラディン、サッチャー、チンギス・ハーン、ローマ法王、スティーブ・ジョブズの人類総攻撃

月面からナチスが侵略してくる大ヒットSFアクション『アイアン・スカイ』(2012)の7年ぶり待望の続編、『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』より衝撃の予告編とビジュアルが到着した。
前作は月面からやってきたナチスが、今回は地下から恐竜に乗って登場…という本作は、明らかにそれどころではないパワーアップぶり。ビンラディンにサッチャー、チンギス・ハーン、ローマ法王、スティーブ・ジョブズも登場するやりたい放題ぶり、さすがに各方面から怒られそう(一回怒られるべき)。
時は西暦2047年。月の裏に潜んでいたナチスの侵略から30年が経過し、生き残った人類は荒廃した地球を捨てて月に移住していたが、月面基地はエネルギーが枯渇し今にも滅亡の危機を迎えていた。人類を救うため、主人公のオビは個性あふれる仲間たちと勢いよく宇宙へ飛び出す。人類を救済できる新たなエネルギーを探すべく、地球の深部にある前人未到の“ロスト・ワールド”へ!
ところは、そこはオビたちの想像するような世界ではなかった。鉄扉を破って現れたのは、なんと恐竜に乗ったヒトラー。彼と結託した秘密結社ヴリル協会は、人類の絶滅を企てて、恐竜とともに地底から攻めてくる。ナチスが操るのは、ビンラディン、サッチャー、チンギス・ハーン、ローマ法王、そしてスティーブ・ジョブズ。最強の顔ぶれによる総攻撃に、果たして人類は対抗することができるのか? 人類の存亡を懸けた、いろんな意味で誰も観たことのない宇宙戦争がいま幕を開ける。

本作で字幕翻訳を担当したのは、前作に続き、デザイナーでライターの高橋ヨシキ氏。予告編のナレーションは『ドラゴンボール』フリーザ役でおなじみの中尾隆聖氏が担当した。ただでさえ情報量が多すぎる予告編の戦闘力が53万倍ですよ。
『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』

2018年、人類は月面ナチスの侵略に勝利するも、自ら引き起こした核戦争で地球を荒廃させてしまった。30年後、人々はナチスの建設した月面基地で生き延びていたが、基地のエネルギーは限界に達し、人類は絶滅の危機に瀕していた。
ある日、地球から宇宙船が月に飛来。そこにはロシア人の乗組員のほか、月面ナチス総統ウォルフガング・コーツフライシュが密かに同乗して基地に忍び込んでいた。何の企みか、ウォルフガングは機関士のオビに人類を救う手段を打ち明ける。なんと地球の深部には未開の世界が広がっており、エネルギー源を集約する“聖杯”を持ち帰れば人類は救われるというのだ。未曾有の危機に瀕する人類を救うため、オビは仲間とともに“ロスト・ワールド”へ旅立つ。ところが、そこはナチス・ヒトラーと結託した秘密結社ヴリル協会が君臨する世界だった。ヤツらは人類絶滅を企て、恐竜とともに地底から攻めてくる…!
映画『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』は2019年7月12日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。
『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』公式サイト:http://ironsky-gyakushu.jp/