【全71枚】映画『犬ヶ島』メイキング写真を一挙掲載 ─ 総勢670人スタッフの汗と努力の結晶

映画『犬ヶ島』は、日本をこよなく愛するウェス・アンダーソン監督の情熱を、途方もない労力をかけて作り上げた渾身のストップモーション・アニメだ。
その撮影期間合計日数、実に445日。総勢670人のスタッフが稼働した。パペット製作に携わっただけでも、彫刻、モールディング、アーマチュア、ウィッグ&ヘア、ファー、コスチューム、ペイント、メンテナンスなど多岐にわたる部門にて70人が参加。各パペット製作に費した時間は約16週間。中でもナツメグの人形には6ヶ月をも要した。作られた人形の数は全部で1,097体だという。
アニメ撮影には、アシスタントを含めて38人。撮影のためのセットは240も組まれた。100分の映画を作るために撮られた静止画はなんと144,000。そのデータ数は修正分含め41TBにもおよぶという。
ここでは、『犬ヶ島』の愛らしいパペット製作から、ストップモーション・アニメの撮影にいたるまで、その仕事の様子を収めたメイキング写真を一挙に掲載する。なおTHE RIVERでは、今作パペット製作リーダーを務めたアンディ・ジェント氏(以下写真2枚目)への単独インタビューも行っている。ぜひ併せてお楽しみいただきたい。
映画『犬ヶ島』メイキング写真
映画『犬ヶ島』は、2018年5月25日(金)TOHOシネマズ シャンテほかにてロードショー。
『犬ヶ島』公式サイト:http://www.foxmovies-jp.com/inugashima/