『IT/イット』前日譚ドラマのショーランナーに『ワンダーウーマン』「TOKYO VICE」スタッフが決定

スティーヴン・キングの傑作ホラー小説に基づく映画『IT/イット』シリーズ2作の前日譚ドラマ「ウェルカム・トゥ・デリー(原題:Welcome to Derry)」の共同ショーランナーが決定した。米Varietyが報じている。
米HBO Maxが製作する前日譚ドラマでショーランナーとして指揮を執るのは、ブラッド・ケイレブ・ケインと、すでに脚本・製作総指揮で参加が発表されていたジェイソン・フックス。ケインは、『エクスティンクション 地球奪還』(2018)、SFドラマ「FRINGE/フリンジ」シーズン1(2008‐2009)で脚本を執筆し、「TOKYO VICE」(2021‐)、テレビ映画『ウォリアー』シリーズなどで製作総指揮を務めている。
俳優としても活動するフックスは、DC映画『ワンダーウーマン』(2017)で原案を手掛け、アニメ映画『アイス・エイジ4 パイレーツ大冒険』(2012)、『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』(2015)をはじめとする作品で脚本を担当。『IT/イット』第2作ではプロデューサーを務め、人気コメディアンになったリッチーのマネージャー役で出演もしており、『ラ・ラ・ランド』(2016)や「PAN AM/パンナム」(2011‐2012)などにも登場している。
「ウェルカム・トゥ・デリー」はタイトルから分かるように、映画シリーズと同じく米メイン州の田舎町デリーが舞台となり、設定は1960年代。“恐怖のピエロ”ペニーワイズのオリジンが描かれるとのことだが、プロットなどの詳細は不明だ。
フックス&ケインは、映画シリーズ2作でメガホンをとったアンディ・ムスキエティ監督、プロデューサーのバーバラ・ムスキエティと製作総指揮も兼任。アンディは、第1話で監督を務める見込みだ。現時点では、登場キャラクターやキャストは発表されていない。米HBO Maxで配信予定。
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Source:Variety