『It Takes Two』テレビ番組&映画化決定 ─ 全編協力プレイのゲーム、『ソニック』脚本家が映画版に参加

2021年3月に発売されて世界中で話題を呼んだ全編協力プレイのアドベンチャーゲーム『It Takes Two』が、テレビ番組化&映画化されることがわかった。
『It Takes Two』は、仲違いしたカップルのコーディとメイをメインキャラクターとしたゲーム。魔法によって人形にされてしまったふたりは、不思議な世界に閉じ込められてしまう。Dr.ハキムに導かれるままに、ふたりは壊れた関係を修復し、元の姿に戻るために様々な困難を乗り越えていくことになる。
プレイヤー同士が力を合わせて進んだ先には、かつてないほどのインタラクティブなストーリー展開が待ち受けている本作。「The Game Awards 2021」では、“Game of The Year”に輝いたほどの話題作である。ちなみに、『The Last of Us』『アンチャーテッド』シリーズのゲーム開発会社Naughty Dogは本作を、2021年のお気に入り作品として選出していた。
Varietyによると、オリジナルゲームの開発を手がけたHazelight Studiosが、dj2 Entertainmentと提携を結び、『It Takes Two』の映像化企画に乗り出すという。dj2 Entertainmentは、スクウェア・エニックスによるアドベンチャーゲーム『ライフ イズ ストレンジ』のドラマ版企画に参加している製作会社だ。
現時点では、配給会社や放送先の詳細は伝えられていないが、すでに各社が権利獲得に向けて争奪戦になっているとのこと。映画版の脚本を担当するのは、『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』シリーズのパトリック・ケイシー&ジョシュ・ミラーだ。
なおこのたびの報道では、“テレビ番組化”と記されているが、これがドラマなのか、バラエティ番組なのか、あるいはそれ以外なのかは定かでない。
Source: Variety