『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』続編、27年後のベン役俳優決定 ─ ぽっちゃりからイケメンへ変貌?

ホラー映画『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)の続編『イット:チャプター2(邦題未定、原題:It: Chapter Two)』に、ドラマ版「ビューティ&ビースト/美女と野獣」(2012-2016)や「トップ・オブ・ザ・レイク」(2013-)で知られるジェイ・ライアンが出演することが分かった。ライアンは前作の主人公グループ「ルーザーズクラブ」のメンバーで、27年後大人になったベン・ハンスコムを演じる。

ニュージーランド出身のジェイ・ライアンは、「美女と野獣」をモチーフにしたサスペンスドラマ「ビューティ&ビースト/美女と野獣」のヴィンセント役で人気を博している他、「Mary Kills People(原題)」(2017-)「Go Girls(原題)」(2009-2013)など、テレビドラマを中心に活躍している俳優だ。
『イット:チャプター2』でライアンが演じるベン・ハンスコムは、一作目で街の秘密を調べていた転校生。前作ではぽっちゃりとしたジェレミー・レイ・テイラーが演じていたが、ライアンは現在筋肉モリモリのマッチョ体型である。
なおライアンは、テイラーがTwitter上で発した「ジェイ・ライアン、(ルーザーズ・)クラブに入る?」という問いかけに対し、「待ちきれないよ!」とリプライしている。
Joining the club, @JayRyan? #ITMovie
— Jeremy Scare Taylor (@JeremyRayTaylor) May 23, 2018
Can't wait!! #LosersClub https://t.co/lK5A4aN4E1
— Jay Ryan (@JayRyan) May 23, 2018
『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』は、R指定ホラー映画として史上最高の米国興行収入を叩き出した2017年の大ヒットホラー。1作目では田舎町デリーを舞台に、殺人ピエロ・ペニーワイズと、7人の少年少女(=ルーザーズクラブ)の戦いが描かれた。続編では1作目から27年後を舞台に、大人になったルーザーズクラブのメンバーが再びペニーワイズの恐怖と対峙する。
大人になったキャストにはライアンの他、「THE WIRE/ザ・ワイヤー」(2002-2009)『タンジェリン』(2015)のジェームズ・ランソンがエディ・カスプブラク役で、「POWER/パワー」(2014-)『ダイバージェントFINAL』(2016)のアンディ・ビーンがスタンリー・ユリス役で出演する。『ゼロ・ダーク・サーティ』(2012)『モリーズ・ゲーム』(2018)のジェシカ・チャステインが紅一点のベバリー・マーシュ役で出演交渉中と報じられている他、『スプリット』(2016)や『X-MEN』シリーズのジェームズ・マカヴォイがルーザーズクラブのリーダーであるビル・デンブロウ役で、『インサイド・ヘッド』(2015)ビビリ役や『スター・ウォーズ』BB-8電子音の声優で知られるビル・へイダーは、眼鏡の少年リッチー・トージア役で交渉に入っている。
『イット:チャプター2(邦題未定、原題:It: Chapter Two)』は、2019年9月6日の米国公開に向け、2018年7月より撮影開始予定。前作より引き続きアンディ・ムスキエティが監督を務め、ゲイリー・ドーベルマンが脚本執筆を担当する。
Source: Deadline, Twitter(1, 2)