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ジェームズ・マカヴォイ、『IT/イット』続編でペニーワイズ役ビル・スカルスガルドに戦慄 ─ 「かわいいヤツなんですけど、ほんとに怖い」

ジェームズ・マカヴォイ
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/19765023371/

スティーヴン・キングの傑作ホラー小説を映画化した『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)の続編、『It: Chapter Two(原題)』に出演するジェームズ・マカヴォイが、ペニーワイズ役のビル・スカルスガルドによる演技を絶賛した。

マカヴォイが演じるのは、大人になった「ルーザーズクラブ」のリーダー、ビル・デンブロウ役。前作から27年後を舞台とする本作では出演者の多くが一新されるが、“殺人ピエロ”ペニーワイズ役のスカルスガルドは続投となる。

(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

このたびマカヴォイは、出演最新作『ミスター・ガラス』のプロモーションでテレビ番組「Good Morning America」に登場。そこでスカルスガルドについて「素晴らしいですよ。ピエロを演じている彼にはゾッとします」と語った。

「彼(スカルスガルド)はかわいいヤツなんですけど、ほんとに怖がらせてくれるんですよね。ほかの出演者と一緒に――全員大人ですよ――怖いシーン、奇妙なシーンを撮ったあと、みんなで顔を見合わせて、“ここにいるのはいやだ、今日は俳優でいたくない”って言い合ったのを覚えてます。(スカルスガルドは)すごく良い仕事をしてました、本当に恐ろしいんですよ。」

スカルスガルド自身は以前、前作の大ヒットによってアイコニックな存在となったペニーワイズを再び演じることへの緊張感を語っていた。それでもリハーサルに臨むと、彼は自然にペニーワイズという役柄に戻ることができたのだという。いまやペニーワイズは、自他ともに認める当たり役というべきだろう。

一方、本気でペニーワイズを怖がっていたというマカヴォイは、子供の頃からピエロが苦手だったことも明かしている。

「ピエロって、なにか悲惨なことがあったみたいでしょう。なにかから逃げてサーカスに入ったのかもしれない。じゃあ、なにから逃げてるのか?なにを残して逃げてきたのか?死体かな?って。」

とはいえマカヴォイは、本作でペニーワイズを相手にアクションシーンも繰り広げている模様。撮影中、ペニーワイズと格闘して軽傷を負ってしまったことも報告されているのである。

映画『It: Chapter Two(原題)』は、2019年9月6日に米国公開予定
前作『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のブルーレイ&DVDは、ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメントより発売中。

Sources: GMA, ComicBook.com

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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